すべての夢のたび。

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Lytro買ったった

撮影した写真を確認していると、「どうしてここにピントがあっていないの……?」「ぼやけの向こうに一体何があるの……?」という事態が起こることがありますが、撮影時にデータをまるごと記憶し、後から好きな場所にピント合わせすることが可能になるカメラが「Lytro」です。今回実際にLytroを購入したので、いろいろ撮影してみて、一体どんな写真になるのか?ということを確かめてみました。


……というギガジンさんの記事を見て、あーそう言えば欲しかったんだっけ、と思い出して、米Amazonでポチろうとしたら海外発送できませんて怒られたので、日本のアマゾンで並行輸入版を買ってしまいました。でも多分円高の時に輸入したものらしく、送料考えたらいまアメリカから買うのと同程度の価格でした。助かった。そしてもう届いた開けた。

さてこれは「後からピントを合わせられるカメラ」ということになっています。そして機能面からいえば確かにそのとおりなんですが、触ってみるとなかなか難しいヤツだということに気づきます。

というのは、後からピントを合わせるだけであれば、メリットは「撮影時にピントを気にしなくて良い」ということしかないんですね。そんなの今時のオートフォーカスカメラならほぼ達成できてる話なわけです。そうなるとLytroは、解像度はトイカメラに毛が生えた程度だしフォーマットは正方形だし画角は標準レンズ並と、まるで良いところがない!w 

なので、このカメラならではの写真を撮らないと面白みがないわけです。それは、Lytroの記事によくある(ギガジンさんの記事にもありますが)、クリックしたところにピントが合いますよーって写真です。手前と奥とその中間ぐらいの、少なくとも3箇所ぐらいにオブジェクトが配置されてる構図ですね。そういうのを探さないといけないんだわ。例えばLytroでただの風景写真なんかとってもどこにもピント合わして楽しいとこないし意味がないのです。

Lytroの技術が一般のデジカメに搭載されるようになれば、オートフォーカスの合焦時間を気にせずノータイムで撮影できるようになって非常に恩恵があるものと思います。でもそれはもうちょっと先の話ですかね。今はまだこの発展途上の謎技術でいろいろ変なモノ撮って写真の可能性を探る(偉そう)ぐらいですね。