すべての夢のたび。

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すこし微妙な記録について

 【カトマンズ共同】世界最高峰エベレスト(8848メートル)の登頂を目指していた81歳のネパール人男性ミン・バハドゥール・シェルチャンさんが28日、共同通信の取材に対し、登頂を断念したことを明らかにした。これにより、冒険家三浦雄一郎さんが23日に打ち立てた80歳の史上最高齢の登頂記録は守られた。


80歳登頂の新記録樹立後、速攻で記録が破られるんじゃないかと心配されてましたが、ひとまず記録は守られることになったようです。まぁこれを「良かった」と言っちゃいけないですね、ネパールの人に悪い。そして年齢差は縮まることはないので、この人はいつでも記録を破れる立場にいるわけです。

 冒険家の三浦雄一郎さん(80)がエベレスト下山にヘリコプターを利用したことについて、ネット上で登頂成功と言えるか議論になっている。
 「フラフラで歩く幽霊みたい」。三浦雄一郎さんは2013年5月24日深夜、エベレスト山頂からの下山を振り返って、こう報告してきた。


これはどうなんでしょうね。「下山といっても海抜0mまで降りるのは所詮無理なんだから別にいいのではないか」という意見もあるけれど、それなら登頂だって0mから登ったりはしないわけです。エベレストならふもとのキャンプだって海抜数千メートルで、残り2/3くらいのとこから登り始めることになる。でもそれは「登頂」と認められてる。登頂と下山とは別に考えたほうがいいのかもしれないですね。仮に、頂上まで登ったことが確実で、でもそこで死んじゃっても、それは「登頂に成功した」とは言うでしょうしね。

ところで一時は「正式名称はチョモランマ」とか言ってたと思うんですが、いつからまたエベレストに戻ったんでしょうか。不思議。