すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

シュタゲについての勘違い

シュタインズ・ゲートと言えば、主人公オカリンがあちこちの世界線を渡り歩いて難題を解決し、ハッピーエンドに導く物語ですよね(乱暴な要約)。で、この「世界線を移動する」って、いったいどういうことなの? ぼく以外の人はどう解釈しているの?って聞いてみたくって、エントリに起こすことにしました。

……したんですが、最初に検索した記事を見て納得したので、書くことがなくなってしまったw

世界線は無限に存在するが、世界はただひとつの世界線に必ず収束しており、別の世界が同時に存在することはない。また、世界線の近傍において、ある程度の揺らぎはすべて同じ未来に収束してしまう現象が起こる。つまり、どんな行動を起こしても結果が定められてしまい、そこから逃れることはできないものとされる。

世界線が移動する場合、前の世界は消えてなくなり、新たに世界が再構成される。その時、その世界の住人に世界線の移動を観測することはできない。ただし、岡部倫太郎にはリーディングシュタイナーと呼ばれる能力があり、唯一移動を観測することができる。またその場合、ダイバージェンスメーターという装置を用いることにより、元いた世界とどれぐらい異なる世界線にいるかがわかる。


あ、そうなんだー。ぼくはまた、多世界解釈っぽく他の世界線は実際に存在していて、観測者であるところのオカリンの視点だけがその間を移動してくんだと思ってた。シュタゲの設定だと他の世界線は可能性としてしか存在しないんだ。

なんでそんな勘違いをずっとしていたかと言うと、ゲームやったすぐ後にこれを読んだからですね多分。


未来人ジョン・タイターの大予言―2036年からのタイムトラベラー (MAXムック)

未来人ジョン・タイターの大予言―2036年からのタイムトラベラー (MAXムック)


この本だとジョン・タイターはパラレルワールドは実在するって言ってるんですよね。シュタゲはそこが元ネタとは違ってるわけか。それなら、元いた世界線はどうなっちゃうのとか、選ばれなかったヒロインを心配するエロゲープレイヤーのような心配はしなくていいわけですね、良かった良かった。


ちなみにJ・Tは、タイムマシンが局所重力ロックを行うときの計算には必ず誤差が出ると言っていました。つまり、過去へ行き、その過去の未来であるところの現在に戻ると、そこは元いた世界線ではないということです。自分が元いた世界に帰ることは絶対にできない。そのことを受け入れられる人間だけがタイムトラベラーの資質があると。

でもそれじゃ元いた世界にタイムマシン戻ってこないじゃん、困るじゃん、と思うんですけど、それは、近隣の似たような世界線から別のタイムマシンがやってくる(戻ってくる)からいいらしいですw でもそれってやっぱり、2つ戻ってきたり1つも来なかったりする世界線が存在しちゃうんじゃないの……。