すべての夢のたび。

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深海特別展行ってきた

上野の国立科学博物館でやってるやつ。ダイオウイカブームの流れで開催することになったんだと思いますが。平日だったので空いてました。休日は混むのかも知れませんが、webで混雑状況を見られます。

見るものは大きく分けてだいたい4つくらい。最初に「深海ってどんなところ?」みたいなパネルでの説明。次に「しんかい6500」を始めとした調査船や無人探査機などの展示、そして各種深海生物の標本の展示、最後にダイオウイカがちょっとだけ出てくるムービー、という感じです。

しんかい6500ほかの展示は面白かったですね。しんかい6500、あれ、ああいう形してますが、実は人の乗る部分は直径2mの球体でしかなく、残りの部分は機関類のスペースみたいです。その小さな球体に大の男3人が入る。で、往復5時間、調査に3時間の計8時間の旅。そして、そんな球体だからトイレもない! 簡易トイレ小用大用も展示してありました。大はないなー、いやわかりませんが。女性も乗らないだろうなー、いやわかりませんが。女性3人ならどうでしょうか……。

標本展示は、うーん。ほんとならこれに大興奮するべきところなんでしょうけれど。でも深海生物の色鮮やかな写真を見慣れていると、色の抜けて白っぽくなった標本は、そうかー、という感じでしたね。それなりのサイズのダイオウイカの標本もありましたけど。あとリュウグウノツカイの小さいやつもあった。

あと、デメニギスの標本もあったんです。



しかしまぁ標本はやっぱり白っちゃけてて。想像より小さい。いちおう、あー頭はやっぱり透明なんだなーと分かるくらい。それよりなにより、今日の衝撃は、こいつの名前「デメニギス」、なんか怪獣っぽいなーって感じじゃないですか。でも実はWikipedia見たら「出目似鱚」って書かれてて。キスに似た出目な奴ってことか!っていう。調べてみるものです。

で、最後にちょっとムービー。ナレーション竹中直人。なぜこの手のナレーションは竹中直人なのか。まぁいいけどいつものノリ。それ見たあと、第二会場と言う名のグッズ販売所へ。6mのダイオウイカぬいぐるみとか誰が買うのか。その手前にほんのちょっとだけ展示があって、フィッシュバーガーとか寿司のネタとかの実態はこんなグロい魚たちですよーって知らされることになってます。

全体として、入場料1500円はちょっと高いのではないかと思います。1000円くらいかなぁ。でも、国立科学博物館は常設展が非常に充実しており、特別展のチケットでそっちも入れるので、常設展(だけだと600円)合わせて見てくるならまぁ納得かなと。8月下旬に劇場版ダイオウイカやるらしいので、その前に見るのがいいんじゃないかと思います。