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すべての夢のたび。

1日1記事の雑記ブログ

意識の無用性について 2

脳への電気的刺激で意識をスイッチのようにオン・オフできることが判明 - GIGAZINE

脳に電気ショックを与えることで「目覚まし」として活用したり、記憶力と注意力アップ&痛みの除去が可能であることがわかっていますが、新たに脳の前障に電気ショックを加えた途端に、まるでスイッチのように意識を失わせたり戻したりできることが判明しました。


「前障」とか呼ばれるところに電気流すと意識をオン・オフできる。それだけでもなかなか面白いんですけど、記事中には更に興味深いことが書かれています。ぼくが以前に日記「意識の無用性について - すべての夢のたび。」で書いていたことを裏付けるような、って言っていいかな。

これまで設置していなかった女性の脳の前障付近に電極を設置し、高周波電気インパルスによる刺激を与えたところ、読書をしていた女性が突如として意識を失ったとのこと。女性はぼんやりを前を見つめたまま視覚的・聴覚的なアクションに応答せず、呼吸は段々遅くなっていきましたが、電気刺激を止めた途端に女性は直ちに意識を取り戻した、と説明されています。その後2日間にわたって同様の刺激を与えたところ、女性はそのたびに意識を失い、刺激を止めて目覚めた時には、意識を失っていた間のことを全く記憶していませんでした。


意識がなくなっても、それは同時に眠ってしまうとか倒れてしまうことを意味するものではない。そして意識がないと記憶もない、という。

前障への電気刺激が女性の「意識」と「言語・移動能力」のどちらに影響を与えていたかを確認するため、電気刺激を始める前に女性に「家」という単語を繰り返してもらったり、指を曲げておくように依頼。もし電気刺激が言語・移動能力に作用していれば、刺激が始まった途端に話したり、動いたりできなくなるわけですが、刺激が加えられた女性は、無意識に到達するまでゆっくりと話し続け、指も動いていたとのこと。


意識がなくても、言語・移動能力は失われない。意識なしに話し続け、行動し続けることはできるんです。ね、これでぼくが酔っ払って意識なくても会話はできるし家にも帰ってこれるってことがわかったでしょう(笑)。あの現象は、「意識はあったけどその時の記憶がない」じゃないんです。単に「意識がない」んですよ。

通常、意識の状態を判別するためには「覚醒・睡眠」「昏睡・植物状態または知覚麻痺」のどの状態であるかを見ていますが、今回の研究では、女性は「覚醒状態」にあったことが興味深いポイントであること。


意識が行動を決めるってふつうの人は思ってますけど、今回の実験はそうではないことを示しています。意識は行動より後ろのブロックにある。そこに通じる流れを断ち切っても行動はできるわけです。ただまぁ、なにかが鈍くなることは伺えるので、フィードバックループは存在するように思えますが。