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「脳作ってみた」

ラットの神経細胞でドーナッツ型の「人工脳」作成に世界初の成功!!衝撃に対して思考することも可能!! | コモンポスト

神経細胞を特殊な物質で培養して、原始的な「脳」を人工的に作ることにアメリカ・マサチューセッツ州のタフツ大学の研究チームがラットの実験で成功しました。脳を実験で作るのは、世界で初めての成功となります。


作ったというかコピったというか。それ風味なものを作ったらそれ風味に動いたという。臓器とかの細胞の培養は今までもやってたし、脳細胞でやってみましたよんってくらいの話なのかなぁ。というわけで以下の写真がソレですが……



なんていうかさすがというか、グミだって言われたら信じる。アメリカンな色使いですね。階層構造を見やすくするための色分けのようですが。

完成した脳はドーナッツ型をしており、おおまかな構造が脳と似ています。衝撃を与えると実際の脳と同じように反応し、化学物質と電気信号を発します。脳の働きを解明するのに役立つといいます。


ちょっと不思議だったのがこの「衝撃を与えると」という箇所。もちろんふつう脳は神経が繋がっててその先に各種センサー類がくっついてるわけですけど、ここでは直接脳をつついてる(笑)。まぁ結局神経伝わってくるのは電気的な信号なので、つついた箇所でそれが起これば同じか。

チームは、この成果を生かして人間の細胞を使った人工脳作りも進めています。

驚くべきことに、脳の構造がレゴブロックのように区画を分けて付けたり外したりすることができます。これは必要な能力を持つ脳の部位を操作し、思考力を自由に変えるられることを意味します。


いきなりSFな展開になってまいりました。増量したい。前頭葉とか。

もしかすると、この完成した人工脳はすでに意識を持っていて、何かを考えていたのかもしれませんね。脳を人工的に作り出せれば、いったい何を生命と定義できるのでしょうか。


このカラフルなグミみてえなのが意識を持ってたかも知れないってのは結構ぞくぞくする設定ですね。でも「脳を人工的に作り出せれば、いったい何を生命と定義できるのでしょうか」は若干のひっかかりを感じる。意識があることとそれが生命であることって別の話なんじゃないかなぁ。人工知能プログラムが意識を持ったらそれは生命だろうかったら違うだろうよって気がする。生命であれば意識を持ってそうだけど意識はかならずしも生命を伴わないのでは。まぁ定義もはっきりしないので言葉遊びかな。