すべての夢のたび。

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残響のテロル終わっちゃった

録画していた10話、最終11話を見ました。全体としては、期待していたほどではなかったけれど楽しめた、というところでしょうか。

残念ながらどこがイマイチだったかというとそれは脚本で、あとは映像、音楽(音楽!)、キャラクターの立て方、声優さんの演技とすべてがよかった。最後まで質の高さをずっとキープできてた。でも話がイマイチってのは致命的ですわな……。

やろうとしていることの志は高かったんだけど、追いついてなかったんじゃないかなぁって気がします。リサが最後までなんだかだめな子のままで終わってしまったし(可愛くて魅力的なので使い方が惜しい)、ナインとツエルブがテロルに至る動機もいまいち弱い。それにハイブとの確執も描き足りてないような。要は、これら後でちゃんとケリ付けるんだよね!って思ってたところが、ほとんどそういうことなくなんとなく終わってしまったような。

それでも最後3話くらいはとても良かったですね。いやいやどうすんのそれ、どうすんのそれ!って場面がいくつもあった。そこまでキャラを追い込んでおいてこの先ハナシ繋がるんかい!って。もうアニメなんてパターン化しまくっちまってるから、展開読めないって凄いことですよ。そしてその劇的なシーンに菅野よう子の曲が! ほんと今回神憑り的な使われ方してたと思う。驚いたけどサントラ2が出るんですよね。確かに、サントラ(1)持ってるのに、あれこの曲聴いた時ねえぞ、ってのがいくつもありました。でも2を作れるほどはなかった気がするけど本編未使用曲がいっぱいあるのかな。まぁどうでもいい。菅野よう子のアルバムがなんともう1枚手に入るんですよ……それで充分じゃねえか。

なんにせよ東京で原爆を爆発させるアニメは偉いですよ。ばかなひとたちが「東京で原爆を爆発させるなんて、真似するヤツが出たらどうするんだ」とか言い出さなくてほんと良かった! 誰も見てなかったのかもしれないけど……。テロル、だもんね。なんか似た事件起きて放送できなくなる可能性は1クール中ずっと続くわけで、それでもそういうアニメでしか描けないものはあり、それをやろうとしたスタッフの気概はあると思う。話整理して劇場版とか作ってくんないかなー。