すべての夢のたび。

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スマホで世界を覆え


素朴な疑問として、ときどきビルの上に携帯電話の基地局の大きなアンテナありますけど、あれからぼくのスマホに電波が届く、というのはわかる。しかし逆はどうなんだ。この小さなスマホから電波が出ていて何キロメートルか先の基地局に届くと? なんかふしぎな気がします。アンテナ大きいから弱い電波でもキャッチできる、ってことなんでしょうか。

携帯電話は基地局からの電波を受信することで通話・通信できる仕組みなので、基地局のない場所では「圏外」となって使用できません。しかし、将来的には基地局不要で通信できるスマートフォンが開発される見込みです。

Qualcomm(クアルコム)は2014年2月に開催されたMWC 2014で、P2Pの仕組みを利用して通信をできるLTEの派生技術「LTE Direct」を展示しました。これは、通信端末の利用者がバケツリレーのようにデータを受け渡すことで遠隔地へデータ送信できるという仕組みです。


基地局なし、P2Pでバケツリレーで通話できる方式を開発中だとか。ほー。ちょっとかなり気になります。これ、課金情報とかどうするんだろうか。近くの他の端末とほんとに直接会話できるとしたら、それってただの無線機どうしの通信みたいなもんで、無料なんじゃねえのと。通話の痕跡も残らなくてちょこっとアレしてアレしたら犯罪に使えたりすんじゃねえのと。まぁその辺はちゃんと考えられてるのかなー。

最大500メートルの範囲の端末と通信可能なLTE Direct技術は、基地局を経由せずに通信できるという性質から、災害時など基地局が使えない非常時にも情報を届けられるというメリットがあるため、行政サービスとしての利用も検討されているとのこと。


ここで最初の疑問に戻ります。スマホ同士でも500メートルなら電波でやりとりできるらしい。なるほどそんなものか。それで、次のスマホ、次のスマホ、と順々にリレーして、遠くの人とも会話ができるようになると。要はこれふつうのインターネットの仕組みをスマホだけでやろうとしてる、ってことですね。戦争で基地局ぶっ壊されてもスマホばらまいとけば通信経路は確保できるわけか。ほっといても誰かのパケットがぼくのスマホを流れててバッテリが減るのですね。それもしかして傍受したりできるんじゃないですかね。いろいろ面白そうだなぁこの規格。