すべての夢のたび。

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バーチャル触覚の実現


空中に映像を投影して、しかもそれに触覚がある。いやー未来キタ━(゚∀゚)━!感ある研究ですね。これ要はもうスマホ的なものを手に持たなくて済むかもしれんって話ですよね。

この不思議なエネルギーの原理は、人の耳には聞こえない超音波の力を利用するというものです。装置を下から見上げると、天板の裏側におよそ900個の小さな円筒状の部品が並べられている様子がわかります。この円筒パーツは全て特殊なスピーカーになっており、人間には音が高すぎて聞こえない40kHzという超音波を発生させています。


多数の小型スピーカーから出る超音波を一点に集中させることで、人の指先に感じられる程度のエネルギーを生み出せるらしい。うん、まだ大掛かりな仕組みがいりそうですが、原理的にはできますよ、ってのが大事じゃないかと。


手の動きに合わせて地球がぶよんぶよんと動き、同時に手のひらには丸いものが触れている感触が伝わってきます。タッチパネル同様、こちらも何もない空間に突如感触が存在している感じ。その感じは実際に手を入れてもらうのが一番よくわかりますが、言うなれば、何もない空間の中に暖かい空気の固まりのようなものがぽっかりと浮かび、触れると柔らかい弾力感が伝わってくるような感覚と思ってもらえればかなり近いはず。そんな動きの様子は以下のムービーから。


うん、なにか良からぬ妄想が……。猫ということにしましょうか。遠くから猫を撮影して、データを計測して形状と弾力性を分析し、あたかも遠くからその猫を撫で回してているような感触を手のひらに生み出せる装置……とかできるんじゃないか。実際に触っているわけじゃないから何の問題もないのではないかと思います。