すべての夢のたび。

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欲望と遺伝子

「神の領域」である生命の神秘を操作するという「クローン技術」には、技術面、倫理面で解決されていない問題が残されています。世界初のクローン羊「ドリー」が誕生して以来、賛成と反対が真っ向から対立し続けているクローン技術の世界ですが、中国で進んでいる、かつてない規模でのクローン技術の「進化」について、BBCがレポートしています。


……てゆー記事で面白かったんが下記のインタビューです。この工場が遺伝子解読の基準としているものは一体何か?

解読対象の選定基準について、Wang氏からは3つの驚くべき回答が返ってきました。「『おいしい』と感じたものは、すべて解読されるべきです。何がおいしさの源になっているのかを知るべきです。次に、人びとのヘルスケアに関する分野です。そして、『可愛らしい』と感じるものも対象になります。パンダやホッキョクグマ、ペンギンなどのかわいい動物はすべて解読されるべきです。素晴らしい生き物たちをデジタル化するようなものです」


おいしい!からだにいい!かわいい! そういう生き物は遺伝子が明らかにされるべきだ! いやいやなかなかいいですね。世界の最先端の遺伝子解読技術は、すべて人間の欲望のために使われていると。ひたすらに、美味しい肉やらかわいいペットやらを作るにはどうしたらいいのかって、遺伝子解読を通じて我欲の追及が成されているようなんです。

悪くないのではないかと思います。ね、飼えなくなったからって保健所連れてかれるよりか、こういう欲望丸出しのほうがまだいい気がいたします。