すべての夢のたび。

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アーメン灯台と波

フランスには、人間が到達することさえ難しい灯台が存在し、かつては命の危険を冒しながら海の安全を守るために人が働いていました。大波が打ち寄せ続ける「アーメン灯台(Ar Men)」をご紹介します。



もう笑うしかないような大波ですね。なんでこんなところに灯台を作ろうと思った。フランスの地図見ると左側が少し尖って海に突き出していますが、そこにある小さな島、サン島のさらに沖にあるようです。

解説読むと年間52時間しか海が凪いでる時間がないとか、建設に15年かかったとか、もう1つ作った方(動画にも出てくる四角っぽい方)は波で崩れて再建予定なしとか、いろいろひどいことが書かれてます。もっとも、この灯台の写真を検索すると波がぜんぜんないものも多く見つかりました。まぁそういう時しか側に寄れないのでそういう写真しかないのかも知れませんが。

それにしても。おまえちょっとここで一晩灯台守やれ、と言われたらどうしましょう。振動来るのかなこれ。この動画は引き込まれますね。何かに祈りたくなる。畏敬の念と、お守りくださいという気持ち。

なお、"アーメン"はキリスト教の祈りのことばとは関係ないようです。そもそもこれは英語読みで、仏語なら"アル=マン"ですからね。その意味はブルトン語(ブルターニュ語)で「岩」らしい。岩場があったんで建てようと思ったんだな。