すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

読み続けると頭が悪くなるかもしれない記事タイトルとは


なるほどねー、と思いました。ウケるのはリスト記事。リスト記事ってのは、いま注目すべきラーメン屋ベスト10!みたいなやつですね。すると当然、ウケる記事タイトルもソレになる。数字入ってるやつ。

さらにリスト記事が取り上げている項目数の分布を調査したのが以下の表。「~する5つの方法」や「~に見られる15個の特徴」のように記事中で述べられている項目数をグラフにしたのですが、1記事あたり10個から25個程度のリストアップが一般的といえるようです。全体の平均値は「19個」だったとのこと。


19は多いな。みんな欲張りだ(笑)。感覚的にはそんな大きい数を打ち出してる記事タイトルは多くない気がするんですけど、ときどき凄い大きいのが混じるせいでそうなってんですかね。

Facebookでシェアされた回数を、記事の内容で分類してみるとこんな感じ。数値は平均値を、灰色のバーはシェア数の分布を示しています。1位は「28 Pictures That Will Make You Laugh Every Time(見るたびに笑いがこみ上げてくる28枚の写真)」のような「(数字) pictures ~」のパターンで、以下「(数字) insanely ~ (例:23 Insanely Clever Ways To Eat Cauliflower Instead of Carbs(炭水化物の代わりにカリフラワーを食べる超クレバーな23つの方法)」、「(数字) words ~(例:22 Words That Have A Totally Different Meaning In The South(アメリカ南部に行くと全く意味が変わってくる22の単語)」などの内容が続きます。


やばい。記事タイトルを見ただけで、前にそれ読んだことあるような気がしてくるぞ。

そして3語キーワードごとにシェアされた回数は以下のとおり。中でも突出している1位の「character are you」は、「Which Harry Potter Character Are You(ハリーポッターでいうとあなたはどのキャラクター?)」や「Which Pixar Character Are You(ピクサーのキャラクターでいうと、あなたはどれ?)」のような記事で、読者に選択肢を選ばせて結果を導く記事になっていることから、シェア回数が増加したものだと考えられています。また「before you die(死ぬまでに)」や「you probably don't(あなたがおそらく~しないこと)」のように、知的好奇心をあおるようなタイトルほどシェアされる傾向にあることも見えてきます。


「知的好奇心」はオブラートに包みすぎでしょう(笑)。目先の情報に反応してるだけっぽい。

しかし、まさに「あるある」なタイトルばかりですね。そうかー、こういうタイトルだとウケるんですね。もうちょっと考えて記事タイトルを付けるべきだということですね。そして、知的好奇心をあおられるような記事タイトルを次々とブックマークしてあとで読まない!というのがおそらく、最先端のネットワーカーの行動だと思われます。

Amazonの本のベストセラーも見ててがっくり来る感ありますよね。ハウツーばっかりなんですよね。いまの時代、すぐ結果出さないと死ぬ病にみんな罹患してるんじゃないかと思う。