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宮崎監督、異質文明風刺は間違い 描き方に持論 - 47NEWS(よんななニュース)

 フランス週刊紙銃撃事件を受け、映画監督の宮崎駿さんが16日放送のラジオ番組で、風刺画の在り方について「異質の文明に対して、崇拝しているものをカリカチュア(風刺画)の対象にするのは間違いだ」などと持論を述べた。


作るものは好きなんだけど本人の性格に難、と感じている人がいて例えばそれが坂本龍一だったりするのですが(もちろんぼくが難と感じているだけであって、ある方向性の方たちからは好ましいと思われているのかも知れない)、宮﨑駿という人もその1人かなーと思います。

しかし今回のこれには同意する。

 宮崎さんは風刺画について「まずもって自国の政治家にやるべきであって、他国の政治家にやるのはうさんくさくなるだけ」と指摘。その上で、他の文明が崇拝しているものを対象にすることは「やめた方がいい」と話した。


まったくだな。他の文明やら宗教やらを自分たちの価値観で推し量るのはやめたほうがよい。そんなもんどちらが優れているかなんてわかりっこない。不正確なだけでなく現実に害をもたらす。ぼくらにできるのはせいぜい、相手を理解せずとも尊重してうまく付き合っていくか、あるいはそもそも付き合わないか、ですかね。得がなければ別に付き合わなくていいと思う。そんなところに義務はありません。


しかし、「異質の文明に対して、崇拝しているものをカリカチュア(風刺画)の対象にするのは間違いだ」って、突き詰めれば、あなたとわたしはちがうのだからわたしをわらわないで、ってことですよね。変な趣味とかでも馬鹿にするなっていう。お互いに? 難しいですね。ぼくの趣味は馬鹿にされたくないけど他人の変な趣味は馬鹿にしたいもんなぁ。だめだこりゃ世界滅びるわ。