こりゃいいわ。いわゆる発想の勝利ってやつか。
風車は風を受けて羽根が回ることで発電しますが、これは一本の長い棒が風を受けてゆらゆら揺れることで発電するらしい。要はなんか運動エネルギーを生み出せればいいんだから回転してなくても別にいいわけだ。本体は2つのパーツ、しっかり固定された根本の部分と、上のゆらゆらする部分に分かれてて、詳しい構造は解説がないですが根本側に磁石が入ってるらしい。
現在のタイプで「一般的な家庭用太陽光発電システムと同じぐらいの発電力」と同等の能力があるらしい。へー。もっと大きいのを作る計画もあると。回転羽根に比べて発電効率は悪いけど、構造がシンプルだから製造コストも運用・メンテコストも低く、設置場所も狭くて済むのでいっぱい並べちゃえばいい。
いやいやこれ、意外と侮れないのでは。そしてこれいっぱい並んでたらほんと、これこそウィンドファームって感じですよね。稲穂みたく風に揺れる、棒。和む未来だな。