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まさに悪夢、Googleの人工知能「DeepDream」でムービーを作成したらとんでもないことに - GIGAZINE


ちょっとこれ、画像出すのためらわれるのでただのリンクにしときます。

「神経回路網はどのような働きをしているのか?」ということを解明するため、Googleが新たに開発した人工知能が「DeepDream」です。画像から少しでも見覚えのある物体を見つけ出し、それを再構成して出力するというものなのですが、実際に作られた画像が「悪夢のようだ」と話題となっており、ムービーが公開されたところ、ホラー映画どころではないとんでもない仕上がりになっていました。


だそうで。それは画像処理プログラムとどう違うのでしょうか……と聞きたくなってしまうのですが、なにか将来の人工知能に使われる基本技術っぽいものを応用してるらしいので、まぁ人工知能と言われればそうなんでしょう。

「人工知能に絵を描かせたらキモくなってしまった!」ではなく、最初からキモい方向に調整されたプログラム、なのだと思います。画像の中からある形を認識して、同じような形をした別の画像をはめ込んでいってなじませる、ようなことをしているように見えます(だから"目"の形があちこちに見える。人間もなにかの模様を目や顔として認識しやすいですよね)。

ただ、実写動画に対して処理を行っているのですが、認識は立体ではなく平面として行われているように見えます。あと時間軸方向にもあんまり繫がってないように見えますね。そこらはまた別の技術との組み合わせが必要なんでしょう。


しかしせっかくの技術でなぜこんなことをするのかと。もしかして、こういうのは楽だけど反対方向(美的なもの)を創りだすのはまだまだ難しいってことなんでしょうか。でもそれこそ、黄金比じゃないけど、人が好むものを大量に人工知能に見せて、特徴抽出して似たようなものを作るとか、得意分野なんじゃないのと思うけどそうでもないのかな。