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すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

青は青だった


いよいよ攻殻機動隊の世界に近づいてきましたね。磯野〜!有線しようぜ〜!並列化しようぜ〜!みたいな。

 本研究では、脳の運動領内にある数百のニューロンから発せられる電気活動を記録する機器に、3匹のアカゲザルを接続した。それぞれの猿は個々に、目の前のディスプレイに表示されるアームを頭で思い描いて操作する方法を学習した。

 脳は互いに直接接続されていたわけではないが、猿は直感的に脳活動をシンクロさせ、共同してアームを操作し、画面上のボールに手を伸ばすことができた。


これってサイバーコックリさんですね(笑)。誰が動かしてんのかわかんないけどミックスされた意志でアームが動くわけだな。

 その後の研究では、ラットの脳を双方向電気接続を介して直接接続した。これによって、ニューロンの刺激を伝達し、かつ読み込むことが可能になった。実験では、電気インパルスがラットの1匹の脳に伝達されると、他のラットがその脳反応を模倣し、脳活動をシンクロさせた。ある意味で、こうしたラットは、最初のラットが感じたことを追体験していたのだ。


これらの実験から、ちょっと興味深い事実が、浮かび上がるような気がします。こういうことが可能であるためには前提条件として何が必要か? それは、「ぼくの見ている青はあなたの見ている青と同じ」であることです。ある信号(刺激)に対する脳の反応が違うとしたら、脳同士が同期することはできないはずです。だってダイレクトにつないでるんだもんね。間に介在するものが何もなく、信号の変換が行われてないんだから。同じ信号に対し、同じように感じ、同じ反応をするからこそ、脳が同期して行動も同期するわけです。

そんなわけで、テクノロジーの進化が、哲学の古典的な思考実験のひとつ「逆転クオリア問題」を無効にしてしまいました。誰にとっても青は青。まぁそりゃそうだよなって話の気もします。さてもうこの問題は終わったので他のことを考えましょう。きっとこれからもこういうことはあると思います。