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すべての夢のたび。

雑記ブログ

函館日記(4日目/最終日)

外が明るくなって起きた。夜景が見えるのでブラインドを降ろさないで寝たんだった。備え付けのセットで自分で豆を挽いてコーヒーを淹れて飲んだ。手間分おいしく感じる気がする(けど手回しで豆挽くのすごいたいへんだな!と思った)。

さてこのホテル(ラビスタ函館ベイ)の最大の売りは、実は部屋でも眺望でも露店風呂でもなく、朝食だ。なんかアンケートで日本一に選出されたことがあるそうだ(露天風呂目当てで予約したので知らなかった)。バイキング形式で60種を超える品数から北海道特産物盛り放題、ということらしい。ということで朝食券を持って食堂へ降りると、すでにエレベーターホールから列ができている。このホテルのチェックアウトがやや遅めの理由がわかった。朝食客を捌き切れないのだ。

15分ほど並んでからやっと自分の番がきた。先にテーブルに案内され、カードが置かれ、食事が終わったらひっくり返しておくように言われる。それからいよいよ、料理を取りに行く。

  • 海鮮丼(イクラ・サーモン・甘エビ)
  • おかず1:焼き物(焼き鮭、イカ、じゃがいも、えのき、ししとう)
  • おかず2:唐揚げ、厚切りベーコン、スクランブルエッグ
  • 漬物(たくわん、人参、れんこん)
  • 松前漬
  • ホタテの味噌汁
  • ヨーグルト(ブルーベリーソース)
  • 牛乳

こんなだ。主なメニューには産地が書いてある。海鮮丼は昨日のきくよ食堂を真似て3色にしたのだけどみんな赤系統で地味な色合いになってしまった。朝食からがっつり行き過ぎだけど周囲見ても似たようなもんである。そしてどれもこれも美味いに決まっていた。イクラ乗せ放題が特にヤバい。最後の方はもうイクラとご飯が逆転し、ご飯でイクラを食べているような状態だった。朝から日本酒が欲しくなる。

部屋に戻り、また温泉に入りに行く。気温は低いが風が収まったため、露店風呂が解放されていたのでそっちも行った。部屋へ戻ってチェックアウト準備。近くのコンビニで買ってきたけど飲まなかった酒を、メモとチップを添えて置いていくことにする。大変よいホテルであり満足しましたありがとうございましたみたいな。

チェックアウトして、近くの市電(路面電車)の駅へ向かう。乗り方をおさらいする。後ろのドアから乗って整理券を取り、降りる時はボタンを押して、前のドアから整理券に応じた料金を払って降りる。しかしいざ乗ってから気づくのだが小銭がないのである。幸い料金箱には両替機が付いていたので助かった。

さて五稜郭である。とりあえずタワーに昇る。うまい具合にエレベーターの正面が五稜郭方向に設定してあり、昇ってきたエレベーターのドアが開くたびに歓声が聞こえる(主に中国人の)。まぁ、見事な眺めであることは間違いない。そしてタワーが五稜郭に近すぎて、iPhoneのカメラでは全景が入りきらない。遠くてイマイチなのよりはこれで良いと思う。結構時間を掛けて眺めて、五稜郭の歴史などもじっくり読み込んでからタワーを降りて、いよいよ実際の五稜郭に足を踏み入れたのだけど、まぁ中に入ってしまえば広い公園である。特になにもないというか……。星形だから1/5周すれば全部周ったと同じじゃね?と思ったけど、半分くらい周ってしまった。寒いのに。

引き上げようとしたころにツイッターでお薦めのreplyをいただき、すぐ近くの六花亭五稜郭店に行った。喫茶が併設されている。そしてショートケーキにモンブランに抹茶パフェを頼んだ。3つめで、おいしいのは間違いないのだけど一度に食べるものじゃねえな……という感想を持ってしまい申し訳なく思った。2つがギリだろう。ホットコーヒーが無料なのでケーキを流し込みやすく大変助かった。そして3つ食べてお会計980円だった。安すぎと思う。

ここから最終目的地のトラピスチヌ修道院へ行くのだけど、交通手段がバスしかない。そして今日最後のそれは行ってしまった。とりあえず市電に乗り、終点の湯の川まで行った。ここから3Kmかーと思ったけどタクシーが通りかかったので乗ってしまった。もうバスもないし修道院は30分もあれば充分なくらい見るものないし帰りまで待ちますよ、会計も合わせてでいい、と言っていただいたのでそうしてもらう。建物の中には当然入れないので、園内を軽く1周、資料館を見て、売店で小さな十字架のペンダントと押し花のしおりを買って戻った。修道女(本物)のひとが2人歩いていたので後でタクシーの人に話したら、それは珍しいと言われた。ふつう出てこないそうであった(珍しい動物か)。たまに市内の病院に行ったときに修道女がいることがあるが、何も話さないし他人と目も合わせずにただじーっと診察の順番を待っているだけらしい。ああいうところ(修道院)は家庭に事情があったり虐待されたりした人が行くんだろうねぇ……と言っていたけどこれは全くの誤解であって、地元の人でも知識はそんなもんかなーと思った。

タクシーで空港まで送ってもらう。が、実は出発便まで3時間以上ある。一度駅前まで戻る時間は充分あったのだけどもう疲れた気がしていいやと思ってしまった。空港内を一通り歩いて、土産を買って、そしてなんか知らんが年会費無料のゴールドカードがあるので、恐る恐るこれ使えます?と聞いて、初めてラウンジに入ってみた。函館空港のソレは割と簡素だな……と思った。ちょっといい椅子があるくらいのもんだった。

帰りの便は小さめの機で、椅子が横に6列しかない。今回は窓際で、夜だったけど雲がなかったのでずっと地上の灯りを堪能できた。羽田に着いて、ふつうに会社帰りの人に混じって帰宅。その前にいつもの居酒屋に寄って飲んだという。やはり地元は落ち着くねという話。