すべての夢のたび。

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日本の都市部の奇妙なハロウィン

昔から、なんか変なもの定着させようと必死ですねぇ……みたいに横目で見てたハロウィンなんですけど、ここ何年か異様な盛り上がりですね。もちろんぼくは、なんなんだこれ……と疎ましく眺めてる非リアの側ですよ。

どうも見てると、無軌道にハメを外して騒ぐ集団、にしか見えないわけです。まぁそれ、公園とかどっか広いところでやる分にはいいと思うんですけどね(フェスみたいに)。街ナカでやって他人にいろいろ影響が出てるのが引っかかってるところなんだと思います。渋谷の街に人が押し寄せて、店頭の商品を誰かが落として壊してそのままとか、店に客が寄り付かなくなって売上ダウンとか。極めつけはそこら中ゴミだらけなことですね。ゴミ箱に捨てる。ゴミ箱なければ持ち帰る。せめて1ヶ所にまとめる。その程度もできないの?みたいな。

そしたら「ハロウィンに参加できない年寄りの嫉妬が激しい」みたいなこと書いてた人がいて。いやいや嫉妬とかそういう話じゃないんだけど、そう捉える人はそう捉えることしかできないんだろうな……と思いました。人に迷惑掛けんなよ、って思ってるだけなんだけど、なぜか「うらやましいんだろ」って言われてしまうという。そういう脳ってもうどうしようもない。

花見だって騒ぐしゴミ散らかすじゃねーか、みたいなこと言われてたんですけど、あれもきっと時間を掛けて、まぁそういうものなんだなって受け入れられてきたプロセスがあると思うんですよね。日本のハロウィンもいつかそうなるのかも知れないけど、まだまだ現実はそうじゃないわけです。渋谷に住んでたりそこでお店やってる人たちが、まぁ仕方ないね、って言ってくれるならともかく、外から来て騒ぐ連中が「花見だってゴミ散らかすだろ!」みたいな大きな顔してゴミ捨てまくるのは違うだろ、と思うのです。それ、客は神だろ!って自分でいう客みたいな話ですよね。

それにしても、若者の◯◯離れが言われて久しい、ありとあらゆるものから若者は遠ざかって行ったように見えてたのに、どうしてハロウィンにだけは接近していったんでしょうか。もしかして、一年にたった一晩、ああやってハメを外して騒いで盛り上がることだけしか、彼らに許されたことはない、みたいなことなのかも知れません。