ペヤングソースやきそばのゴキブリ混入問題から1年、こんなことになってたんですね。
販売を再開したら売れすぎて生産が追いつかない。20人のソフトボール部員も業務時間延長そして残業。練習する時間が取れなくなり、10人以上がソフトボール部を退部。残された部員では試合出場できないのでソフトボール部は休部。ここまではいいんですが。
「休部が決まり、選手約20人は12月末で全員退職することに」
えっ、仕事が忙しくなったから退部したんじゃないのん? なんで仕事しないで会社辞めちゃうのーん?
ってぼくはまじめに考えて意味がわからなかったのですが、他の人の書いた記事を読んでわかりました。
要するに運動部員はスポーツやるほうがメインなんですね。最初に退部した10人以上の女子は、他の会社のソフトボール部に入れるかもしれないという目算があった。だから続けることが困難になったペヤングのソフトボール部を辞めて、他社で続けられる可能性に賭けたのです。そして残りの女子は、巻き添えを食らったわけです。休部になっちゃソフトボールできないしでもやきそばも作りたくない。なので退社を選択したと。
しかしこれ、20人辞めちゃったらその分人を入れなくちゃいけないわけだし、最初から、仕事忙しくなった分人を入れれば済む話だったんじゃないでしょうか。そしたらソフトボール部も存続で、新たに雇う人も少なくて済んだはずでは……?
ソフトボールとやきそばと、どっちも好きだからやってるってわけじゃないんですね。社員は自社製品を好きなはず、なんてのがそもそも勝手な理想の押し付けにすぎないってことですか。