すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

金を払って他人にやらせることが許されない仕事


写真や動画を投稿できるSNSで、不適切な投稿がないか1日中見張って、あったら削除する仕事だそうです。

ホワイトボードには、チェックすべきカテゴリーのリストが殴り書きされている。ポルノ、グロ、未成年、性的勧誘、性器やそれを連想させる画像、人種差別。

違反の疑いがある画像を発見すると、それを開き、違反が確認できればユーザーのアカウントとウェブサイト全体から削除する。そしてまた画像一覧に戻り、チェック作業を続ける。25分間で、自撮りした男性器の画像からきわどい水着や異物挿入の画像、胸糞悪い罵倒の文句、オーラルセックスの依頼まで、感心するほど多種多様なコンテンツが削除されていった。


その仕事、ぼくに向いてるんじゃ?と一瞬思いました。少なくともこの記事に出てくるような善良な人たちよりは向いてると思った。ぼくはわりと、ひどいものが好きだし。でもよく考えると、ぼくが平気なのは事故の動画とか死体とかISISが人を殺す動画くらいで、奇形児の死体とか、動物を虐待する動画とか、人間を虐待する動画とか、そういうのはダメなんでした。むしろダメなジャンルのほうが多いじゃん。でもそういうのなんでもお構いなしに投稿されて、それを見続けなくてはいけないわけで、やっぱだめか。

「みな、だいたい3~5カ月で壁にぶち当たります」と、かつてYouTubeのモデレーターだったロブ(仮名)は言う。「『おれは1日いったい何をやってるんだろう。もうイヤだ』って気持ちになるんです」


まぁ、精神的な意味では最低ランクの仕事かもしれないですね。世界から集まる淀んだオリを一手に引き受けて片付ける仕事、精神のゴミ捨て場の清掃員みたいなもんですよね。

こういうのこそ、人工知能にやらせるのがいいのかも知れないですね。いまはやりのディープラーニングで不適切投稿を自動削除。でもエロ画像とかグロ動画とか児童虐待動画を延々見せられ続けた人工知能が最後にどうなるのかは想像もできないですが。

でもこういうのの削除一切行ってないサービスもありますよね。そもそもなんでこれらは不適切とされるんだっけ?ってとこから考えるとよくわからなくなるのでそこまでは戻らないほうがいいのかもしれない。でも平気な人もいるってのは確か。