すべての夢のたび。

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民泊におびえる


これいい記事でしたね。必読レベル。わざわざフランスから来日して民泊ヤバいよ!って教えてくれた。なんていい人たちなんだ。

さてなんで民泊ヤバいのか。割とコンパクトにわかりやすくまとめられていました。

「フランスで民泊と言えば、Airbnbのことだと考えて差し支えがない状況ですが、現在フランスでは1日に1軒のホテルが廃業か倒産に追い込まれているのです」

「アパートなどの所有者がより利益の上がる民泊営業に物件を回したため、パリ市内の家賃相場は数年で急上昇していきました。民泊物件へ回すために賃貸契約の約25%が契約更新されず、住人は住居を失い高額な物件を探してやむなく賃貸し直すか、郊外へと引っ越しを余儀なくされた。特に観光客が多い地域では、住民が減り学級閉鎖に陥る学校も出ています」


これを読んで「ひとごとではない」と思ったんでした。ぼくの住んでるとこはまぁよい立地と言って差支えがないからです。徒歩5分圏内にJRの駅1つと地下鉄の駅4つがある。ていうかホテルもいっぱいある。そのホテル一泊より安い料金に設定しても、1ヶ月の1/3くらい客が泊まるとしたら、ぼくがいま払ってる家賃より儲けが出るんじゃないか。そんな試算をして、ちょっと怖くなりました。来年契約更新なんだけど家賃値上げを言い出されないか心配です。

そのうえ民泊はその匿名性から脱税に利用されやすいし、犯罪や事故の温床にもなりやすいという。パリのテロリストも民泊を使った。貸す人と借りる人以外にはいいところないな民泊……。

「Airbnbのイメージ戦略とその実情は全く違う。匿名性を徹底的に潰して下さい。すでにフランス全土に拡がり、取り返しがつかないほどAirbnbにやられてしまったフランスとパリの現状をよく見て下さい。日本はまだ今なら間に合う、フランスと同じ轍は踏まないで下さい。良識ある日本の皆様のご検討をお祈りしております」


まぁどうなんですかね民泊。日本だとやっぱりいま一番目立ってる観光客って中国人ですけど、日本人はあまり中国人にいいイメージ持ってないから積極的に民泊として貸したいとは思わないんじゃないかってのがある。実際、泊めて部屋を滅茶苦茶に汚された話とか聞きますしね。でも記事中にもあるように、すでにAirbnbじゃない中国系の民泊サイトがあってガンガン部屋数を増やしてるらしい。そこは住み分け(泊め分け?)になるのかな。商売うまい中国人がこんな儲け話見逃すはずないよなぁ。