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すべての夢のたび。

1日1記事の雑記ブログ

あなたとは何か?


こういうネタを流されては絡まずにいられない(笑)。

SF映画を見ていると「脳以外の全ての体のパーツを機械化して恒久的な命を手に入れる」といったアイデアが登場します。もともと体を構成していたはずのほぼ全てのパーツを付け替えても、それは「もとの本人と同じ存在なのか?」という謎について、イラスト付きで解説したムービー「What Are You?」が公開されています。思わず「自分」とは何なのか、と考えさせられる内容になっています。


すごいすごい、ムービーにまともな日本語訳が付いてる! GIGAZINEさんは時々こうやって英語の解説ムービーの全カットを切り出して解説の翻訳を付けてくれる(だけの)記事をアップするんですけど、それはぼくも好きでGIGAZINEさんもネタ探ししなくて良くて(パクられ元以外)みんなハッピーな気がしてるんです。でも今回はオリジナルのムービーを見た方がよさそう。

細胞自体も生きており、1つあたり5万以上のたんぱく質で構成されています。しかし、個々の細胞に意識や目的はなく、ただ存在しているだけ。


いつも思うんですけど、こう、「細胞に意識や目的はなく」って、それただの憶測ですよね? なんでわかるの? 細胞とか、クラゲとか昆虫とか、あるいは石ころや原子の一つひとつに意識はないってなんでわかるの?って思っちゃうんですよね。ソイツと話をしたのかよ、君ってさー、意識ある?って。そう考えてしまうんです。まぁぼくも実際のところは、それらに(人間と同じような)意識はないだろうとは思いますよ。でも何の証拠にも基づかないで「ない」って断言するのは、それ科学ではないですよね。意識があるかどうかはわからない、としか本当は言えないはず。


このムービーはありきたりな思考実験について言及しています。1個ずつ細胞を入れ替えていったらいつかあなたはあなたでなくなるのか系のやつ。でも思うんですけど、そもそもその、身体と精神、からだと"わたし"が1対1対応してるって考え、自明なんでしょうか。もしそうなら意識をコンピュータにロードして電脳世界に住むとか夢物語なんですけどね。当然生まれ変わりもなくて死んだら終わりです。


ムービーはガンの話とかDNAの話とか、ぼくには脱線としか思えないようなネタを挟みつつ続きます。でも、語られた結論にはそれなりの納得感がありました。あなたは/ぼくは不変の固定した何かではなく、連続して変化し続けるパターンである、というものです。だから細胞が日ごとに死んで日ごとに生まれ、やがてすべてが入れ替わってしまうとしても、あなた/ぼくはあなた/ぼくであり続けることができる。たぶん、このことには記憶も大きな役割を果たしているはずです。記憶というものの"適当さ"が、です。昨日のぼくと今日のぼくはあんまり変わってない、つまり同じだよなっていう(笑)。ほんとは物理的にはまったく別物と言っていいものになってるんですけどね。でもパターンとしては連続しているから。だいたい同じってことはつまり同じってことです。