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すべての夢のたび。

1日1記事の雑記ブログ

いちどは食べたいボグ・バター


そういうものの存在を初めて聞きました。沼地(=ボグ)にバターが埋まっているという。なにそれ、と思ったけど、むかーしの人たちが保存用に沼に埋めておいたものだそうです。で、あれ、ここらへんに埋めたんじゃなかったっけ……ってそのまま見つからなくなったり忘れ去られたりしてしまい、数千年が過ぎて現代になって発見されると。

これまで274個のボグ・バターが発掘されており、鉄器時代から中世にかけて沼地に埋められたものと判明しています。バターを製造した初期のケルト人が、単純に保存するためか、泥棒から保護するために沼地に埋めていたと考えられています。低温、低酸素・高酸性の沼地はまさに「自然の冷蔵庫」の役割を果たすため、現代まで残存しているわけです。


なんだか結構な数が見つかってるようですね。ていうか古代の人たち忘れっぽすぎるんじゃなかろうか。

また、地中にバターを埋めるという行為は、神や精霊への贈り物だった可能性もあるそうです。ブリストル大学の研究者は、バターを泥の中に埋めることで化学組成が変更されることから、味を良くするための一種の食品加工だったという推測もあります。


なるほどそういう説もあると。必ずしも古代人が異様に忘れっぽいわけじゃなく、誤解による汚名かもしれないと。


で、それを食べてみたのだそうです。食うのかよ!って感じですけど、まぁ食欲っていうか食べ物に対する興味には人類は勝てないなと。とりあえず食べてみる。そしてその感想がいろいろおかしかったので抜き書きします。

部屋に充満するほど強いバターのような匂いを放っているとのことですが、研究者は「理論上は食べられるが、食べない方がいい」と述べています。

「発酵物独特の味はなくなってしまっているものの、強烈な味わいを舌と鼻で感じる」

「鉄器時代の珍味を体内にサンプリングするのは賢明ではない」

「うまみと嫌悪感を同時に味わえる。『動物の脂』『腐敗臭』『コケ』『刺激臭』『悪臭』『サラミ』などの匂いがする」


最後のが特に笑った。よくワインやウイスキーの味・香りをいろんなものに例える形式のレビューあるじゃないですか。あれに似てるんだけど例えられるそれがとにかくひどいという。『コケ』ってなんだよ(笑)。実に臭そうです。

でもなー、機会があったら食べてみたいと思ってしまいますね。酒に合いそうな気がします。274個も見つかってそれ全部ただ保存してあるだけじゃないだろう。パブとかで珍味として出されてたりもするんじゃないのかなぁ。