すべての夢のたび。

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ペフボトル


 東洋紡の6日の発表によると、新しい樹脂は「ポリエチレンフラノエート(PEF〈ペフ〉)」。オランダのバイオベンチャー「アバンティウム」と技術提携し、量産化を実現した。


 ペットボトルはわずかに気体を通すため、内容物の酸化が避けられなかった。PEFならば酸素は10分の1しか通さないという。樹脂の厚みを薄くしても性能が保てるため、容器の軽量化にもつながる。


ポリ/エチレン/テレフタレートでPETだったのが、ポリ/エチレン/フラノエートでPEFになるそうです。ペフ、力が抜けますね。酸素は抜けないそうですが。

「さらに、原料を全て植物由来に…」と続くのですが、朝日新聞なのでこの先は登録しないと読めません。もちろん登録なんかしてないのであとは何が書いてあるかわからない。なので東洋紡のリリースを見に行きました。



朝日の記事とはニュアンスが違いますね。大事なのは酸素を通さないことではなく、100%バイオ由来の原料で作られていることみたいです。うーむ、これが朝日的改変なんだろうか。

さらに検索してたらこんなのも見つかった。



3/15の段階では、オランダのアバンティウムはドイツのBASFと「合弁事業の設立に向けて他社を交えない交渉に入る趣意書に調印」していたようです。でも結果としてBASFの役割は日本の東洋紡が負うことになったようなので、そっちとの交渉は失敗に終わったのかもしれません。そこまでは追ってないですが。


さて、酸素を通しにくい素材ということで、新しい飲料のボトルの登場が期待できそうですが、と考えて……酒?くらいしか思いつかなかった(笑)。醸造酒であるビールや日本酒のペフボトルが出てきたりして? 蒸留酒の焼酎はもうペットボトルのありますけどね。でも日本酒は紙パックのあるから酸素とかあまり関係ないのかな。