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すべての夢のたび。

雑記ブログ

降りてこない鳥

 ルンド大の研究者、アンデシュ・ヘデンストローム(Anders Hedenstrom)氏によると、ヨーロッパアマツバメは8月に繁殖地を出発して西アフリカ経由で中央アフリカの熱帯雨林まで移動する際、10か月後の次の繁殖期に戻ってくるまで一度も着地しないのだという。


 同氏は「一部の個体は真冬に短時間、場合によっては一晩中、木に止まっていることもあるが、その他の個体はこの期間中、文字通り一度も着地しなかった」と説明している。実際に止まった個体もその期間はわずかで、10か月間の99.5%を飛行して過ごしたという。


ちょっと目を疑ったんですけどほんとうらしい。一般に渡り鳥は長距離を飛ぶといっても海上とか船上で休んだりするものだそうですけど、この鳥は飛びっぱなしのようです。24時間テレビのマラソンの300倍ほどすごいわけですね。まぁぼくは1時間も走れないですけど……。

 研究チームによると、移動中の睡眠の有無やその方法については、まだ解明されていないが、毎日の明け方と夕暮れに高い位置まで上昇し、そこからゆっくりと降下する間に一眠りしている可能性があるという。グンカンドリなどの鳥も、滑空しながら眠ることが知られている。ヨーロッパアマツバメは飛行中に餌を捕まえ、日中は暖気の上昇気流に乗って滑空することでエネルギーを節約していると思われる。


思ったんですけど、この鳥、たぶんほんとうは無限に飛べるんじゃないですかね。1年のうち10ヶ月飛び続けられて、残りの2ヶ月は繁殖期なわけなので。さすがに空中で卵を暖めることはできないですからね(空中で交尾くらいならできるかもしれない……)。必要があって着地するだけで、実際は死ぬまで飛び続けることができるのでは? 羽ばたかずに滑空しながら寝てるのを飛んでると言っていいのか微妙ですが。

飛行機での無着陸世界一周の記録とか見てスゲーとか思ってましたけど、自然のほうがすごかったっていう。