満員電車で座ってたら隣が空いて高校生カップルの彼女が座ってきたんだけど彼氏の方がなんか言ってきてイヤホンしてたから無視してたんだけどちょんちょんってしてきて「隣座りたいんでどいてもらえません?」って訳の分からないこと言ってきたんだが最近の高校生頭沸いてんのか?
— mayumi (@storoback) 2017年1月24日
これ見て、ぼくもそりゃないだろとは思うんですけど、じゃあどうすれば、って話。以前よくあった、ゆとり世代の新入社員に「やる気ないなら帰れよ」って言ったらほんとうに帰っちゃった、みたいな、ディスコミュニケーションをどうすればいいのか。
電車って、優先席じゃなくて指定席じゃなければ、先に座った人に権利がある、という暗黙のルールがあると思うんですね。これはあたりまえすぎてどこにも書かれてない。「先の人に権利」なんて、電車に限らずなんでもそうですし。でもこの高校生男子は先に座っている人をどかすことができると思った。思ってなきゃ言わないですよね。それってどういうルールかと想像すると、おそらく「カップルであれば隣同士に座って当然」みたいなものだと思うんです。
カップルであれば隣同士に座って当然。だから、お姉さんどいて? このお姉さんがそのあとどうしたのかについてはツイートされてなかったのでわかりません。たぶんふつうに考えてどかなかったんじゃないかとは思いますけれど。でも、無視とか「はぁ?」とか「意味わかんないんだけど」とか「嫌です」とか「馬鹿じゃないの」とかでは、たぶん高校生男子は納得しないんじゃないかと思うんですよね。なぜなら、カップルであれば隣同士に座って当然だから。
じゃあどうすればいいのか。お前の言っていることはおかしい、とそもそもの初めから世の理を説いていってもいいんですけど、それが通用するくらいならそもそも最初から「どいて」って言わないですよね。それにあまり深く関わり合いになるのも嫌だし面倒だし。と考えて、「すごく疲れているのでどきたくない」と答えるのがいいんじゃないかと思いました。もちろん「疲れている」はウソなのですが、そちらに都合があるのはわかったががこちらにもあるのだよ、という主張くらいなら高校生男子にも理解できるんじゃないかと思います。
もっとちゃんと考えれば、こういう話の通じない相手への汎用的な対応方法を導き出せるのかもしれませんが、今日のところはこのへんまででした。