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すべての夢のたび。

1日1記事の雑記ブログ

守られるべきものは何か


「平等に貧しくなろう」というタイトルの、上野千鶴子氏の短い語り。だいぶ炎上してますが、ぼくは今回、上野氏のいうことに賛成なんですよ。珍しく?意見の一致をみた。


まず、みんなが怒ってるのは「何事だ!」ってとこですよね。貧しくなろうとはどういうことだと。散々良い思いをしてきた老人が今更何言ってんだと。若者が未来に希望を持てるような事を言えと。

ぼくは、みんな誤解してるんじゃないかと思いました。上野氏は「貧しくなろう」とは言ってないんです。言ってるじゃんって。違う。貧しくなるのはもう決まってることなんです。移民も入れられないし老人は増え若者は減るから。貧しくなるのは既定路線であり、避けようがなく、ぜったいに、日本は貧しくなるんです。だからせめて「平等に」そうなろうと、彼女は言ってるんですよ。

平等に貧しくなるなんて無理だろ。そう言う人もいました。それだってわかってるんです。2位じゃダメなのかと、そう言った人がいましたよね。でも、それは愚かなことです。1位を目指さない限り2位すら取れないんです。貧しくなるのが避けられないならせめて平等を目指そうと、そこに目標を置こうと、そう言ってるんです。そうすれば、なにもしないより格差を小さくできるかもしれないじゃないですか?

お前が言うなと、そう言う人もいました。お前が言うな。若い頃に豊かな社会でいっぱい好きなことをしてきて、もう老後の蓄えもあり日本が貧乏になろうが生きていけるお前が、貧しくなろうなんて言うなと。ムカつくんだよと。これもまぁもっともだとは思うんですけど、でもじゃあ誰が言うのか。これは警告であり指針なので、誰かが言わないといけない。金持ったそして頭のいい老人が言わないと、他に言う人、いないじゃないですか? 上野氏は、叩かれる覚悟のうえで言ってるんだと思いますよ。


ぼくは日本の人口はもっと少なくていいと思ってるんです。この国は狭いのに人多過ぎですよね。もっと少なくていい。いまの半分くらいの人口でも構わないと思います。それでやっていけるのかって? 別に、いけるでしょう。フランスとか日本の半分しか人いなくて人口密度は1/3くらいですよ。

守るものが少なければ守る人も少なくて済む。そもそも貧乏になるのは働かない老人が増えて働く若者が減るからです。でも老人はいずれは死ぬ。いっぱいいる老人はいつかの段階でガクンといっぱい減る。そしたら、足かせがなくなって、貧しさからも少しずつ回復していくと思いますよ。

ていうかそもそもですよ。そこまでして守りたい「日本」ってのはいったいなんなんだ?って話ですよ。みんなちゃんと考えたこと、ないんじゃないの? 人口を守りたいの? 経済水準を守りたいんですか? 移民を大量に入れてまで? 人口の1割が移民になって、混血も進んで、街なかに他宗教の寺院も増えて、文化もmixedになって、黒人が寿司を握る。それがあなたの守りたかった日本ですか?ってことです。

別に純血主義で行こうって言ってるんじゃないんです。アメリカとか多人種だけど、それが彼の国の文化でしょう。守ろうとして頑張った結果、守ったはずのものが別物になってしまうかもしれない。なくなってしまうかもしれない。その可能性までちゃんと考えて言ってます?って、そう思うんです。


日本スゴイ系番組は嫌悪するくせに、貧乏になるよーって言うとブチ切れて怒る。なんなん君ら? なんなん? いったいどこ目指したいのーん??って、そう思いますよ。中流か。国家も中流がええのんか?