盃状穴。はいじょうけつ。知らんかったー。なんやらあの窪んでるやつは、自然にできた凹みじゃなくて人が削ってできたものだったんですね。元記事見に行ってくださいね。実にいろんなバリエーションがある。今度神社行くとき探してみましょう。そして驚くべきことに、この穴は日本だけではなく海外でもごくふつうにあるという。
でも目的は分かりませんと。詳しいことはもう時の彼方に消え去ってしまい、なにを目的として穴を穿たれたのか、正確なところは不明ですと。
しかし、とある神社に解説があったという。面白かったので抜き出して書いてみます。
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この穴の目的には定説はありませんが、
- 穴を田圃と考え水を満たし五穀豊穣を祈願した説
- 穴を女性の性器と考えた性病平癒祈願説
- 更年期障害平癒祈願説
- 夫婦和合祈願説
- 子授け祈願説
- 安産祈願説
- 穴を目と考えた眼病平癒祈願説
……って、半分以上の説が要するに穴は女性の……だとそう考えてるっぽいっていうか? まぁなんか屹立してるとすぐフロイトが男根とか言い出すのとおなじようなものかもしれません。
そして、なんと、現在でもこの穴を掘らせてくれる神社があるとのこと。
当高座神社に於きましては由緒のページにもあります様に、古来より「蟻」の多産にあやかり「子宝」にめぐまれる「子授け神社」として多くの方々にご参拝頂いております。また神社には「盃状穴」がたくさん存在することからも、先人達の様々な「願い」「想い」の込められた神社であることが分かります(盃状穴とは先人の人達が悩み、苦しい時神社に参拝し祈りを捧げさらに「願」を 掛けて祈りました。手水鉢や灯篭の台石や階段の踏石等に「ノミ」で穴をあけ、祈ったと言われており、又、その穴に油を注ぎ祈ったとも言われております。石に盃状の穴が今日まで残り 先人の深く篤い祈りの証であります)。
これらのことから当神社において『子授祈願祭』並びに『心願成就祈願祭』は、特別祈祷として御奉仕申し上げております。この特別祈祷をご希望の方は、本殿にて神事を行った後、境内にて先人たちと同様に盃状穴を掘って頂くことが出来ます。心を籠めて盃状穴を開けて、その願いや想いを大神様にお祈りしましょう。
やっぱりそっち方面の意味はあるっぽいようなことが書かれております。兵庫県かー。だいぶとおいな。なんか穴をあけてみたい人とか参考にされてはいかがでしょうか。