すべての夢のたび。

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ラ・ラ・ランド観てきた


なんか賞とかノミネートされてるらしいですし話題作だし見に行くか……くらいの軽い気持ちだったんですけど。お薦めする。

話はシンプルです。オーディションを受けては落ちる駆け出し女優と、自分の店を持ちたいジャズピアニスト。夢を追う2人が出会い惹かれあう。挫折と妥協とあきらめと。そして。みたいな感じです。ストーリーを要約するとこんなもんなんで、ネタバレにすらなりません。

しかしこれが映画になるとすごいんだよなー。予告編見てもミュージカルですし、ちょっとあなどってた感じがありました。打ちのめされましたわ、賞を取る映画ってやっぱ取る理由があるんですよ。ミュージカル混じりの小粋な映画、って感じで進んでいくんですけど、ラスト近辺が圧倒。圧倒ですわ。映画でしかこんなことできない。ぽろぽろ泣いてたんですけど、それってストーリーと、「映画ってすごいんだな……」って感動が混ざった結果だったと思う。

音楽もいいです。まぁミュージカルで音楽悪くてどうすんだってのもありますが、いい曲ばかり。同じ曲が何回か使われるので、前のシーンと較べてああ……ってなる。そうそう、ピアニスト役のライアン・ゴズリング、ほんとうに弾いてるそうです。3ヶ月特訓したんだって。プロの役者ってヤバいな、ピアニストを演じることになったらピアニストになっちゃうんですね。あとエマ・ストーンめっちゃかわいい。