すべての夢のたび。

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イギリスのカップラーメン

ぼくはたいていのものを美味しい美味しいと食べられる人です。マクドナルドはもちろん、おそらくコンビニで売ってるすべてのものを美味しく食べられると思う。ときどき、特に感動もなく食べることもありますが(社内で売ってる安い弁当とか)、これはまずい、食えない、無理と感じることは滅多にない。

そしてその「まずい」の数少ない代表がイギリスの食べ物です。って言ってもイギリスはフランス行くときに乗り換えで通過しただけで、簡単な機内食が出ただけなんですが、すごいまずさでした。ぱくりとかじりつき、そのまま固まりました。なんだこりゃと。これは食べ物か?と。いや、毒物だったら体が反応してすぐ吐き出してたと思うので、そうはならなかったということは、一応食べ物と認識はしてたということで、やっぱり味が変だったんでしょうね。


そのイギリスにもなんとカップラーメンがあるそうで。もうさ、聞いただけでアカーンって感じですよね。そしてその予想通りに激マズらしいそれを、シェフに食べてもらうという記事がありました。



このカップラーメンは以前ロケットニュースで試食記事があったそうです。その時のレビュー。


うげぇえええええええええええええええーーーーッ!! なんじゃこりゃあああああああああああああああああああああ!! こんな凄まじい味のカップラーメンは食べたことがない!! ごめんなさい、個人的感想を正直に言うが、これはヤバすぎる(涙)。

酸っぱくて、しょっぱくて、それなのにダシの美味しさが感じられない。しょっぱいお湯に麺が入っている状態だ。味だけでなく麺もかなりヤバいコンディションで、お湯をあまり吸収していないのか、かなりボソボソしている。


で、こちらが、シェフの感想。

ト「まずはスープから……」

――どうですか?

ト「かすかなビーフのエキスは感じられるのですが、トマトの酸味が勝ってしまっています。塩気も足りなければうま味もまったくない。」

――食べれなくはないくらいのマズさですか。

ト「味が足りなさ過ぎて笑えないまずさです。いっそ特徴的な味でまずいほうが笑えるんですが……」

――でもラーメンは麺が命ですから!

ト「麺もぼそぼそで味のしない粉を固めた何かを食べているような感じですね。なぜあのような刺激的な匂いをだしておきながらもこんなそっけない味になるのか……謎すぎる。」


だいたいいっしょですね(笑)。しょっぱさに関して一部異なる感想となっていますが、すっぱい、だし成分がない、麺がぼそぼそという。しかしこのカップラーメンは昔からあるロングセラー商品らしいです。イギリス人謎すぎるな。生まれた時からずっと美味しいものを食べたことがなければ、美味いという感覚を知らないままになんでも食べて生きていけるんでしょうか。

あと、このシェフの人がちょっと興味深い。共感覚を持っていて、食べたものの味が図形で見えるという。話を聞いていると、美味しさというのは味のバランスらしいな、という気がしてきました。足りないところを補ってやって、バランスの取れた味にしてやれば、食べられるものになる。ぼくは料理はぜんぜんやらないのですけどそういうことなんでしょうか。