すべての夢のたび。

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『帝一の國』観てきた


無限の住人を見ようと思ってムビチケを買っておいたんですが、毎月1日はTOHOシネマズは映画1100円なのでムビチケを使うと損してしまいます。罠だよなぁ。なので、こちらも見たいと思ってた帝一の國を観てきました。

古屋兎丸さんのコミックが原作です。ぼくは未読です。でも元の絵をみる限り実写化にあたっての再現度はかなり高いんじゃないかと思います。個性的な男性陣はもちろんですが、主人公帝一の彼女が見事な兎丸顔の女子高生で笑いました。この映画、キャスティングでもう勝ってる。

話の大筋はシンプルです。帝一には総理大臣になるという野望があり、そのためには名門海帝高校の生徒会長になる必要がある。その選挙戦が軸になってます。ただし主に描かれるのは帝一より1年上の代の選挙戦(そこでの派閥が自分の代の選挙戦に大きく影響するため)になってます。

それでこの映画はとても面白かったです。予告編がよくできているのでまず観てほしいのですが、まぁ笑える部分はしっかり笑えます。客席からもなんども笑いが起こってました。でもそれだけでなく、おいおいどうなるんだよ……みたいな展開も何度もある、ストーリー自体もかなり練られたものだと思います。熱い部分も泣ける部分もある、すごい上質のエンターテイメント映画だと思いました。ていうか選挙戦をドラマにして盛り上がらないはずがないんですよね。1100円で見ちゃいましたけど1800円でも払った分の元は取れると思う。お薦めです。