連泊したので前日と同じベッドでまた早朝に目覚めました。だらだらしてから外出準備。サニーゴを捕まえるという用事は済ませてしまったので後はすることがなく、美ら海水族館に行く計画を立てました。バスです。高速バス。那覇から2時間くらい掛かります。片道2400円です。
那覇バスターミナルから7時少し過ぎのバスに乗ります。地元の人が乗っては降りていく。道路脇にバス停が作られているところもあれば、いったんICを降りたところにバス停があるタイプもある。なんというか、鉄道がないぶんバス路線が非常に発達してるようです。ぼくの乗ったバスとか117番線でしたからね。
車内でもポケモンGOをやっていたのですが、町を離れるとほんとにポケストップがない。しかしときどき湧くポケモンの中にサニーゴがいて追加で1匹ゲット。
名護バスターミナルを過ぎてしばらく走ると海。ああなんでこんな色してんだろうなぁ写真とかで見るまんまじゃん、って色の海です。浅いと翠で深いと碧に変わるのがなんとも不思議です。泳いでる人はいません。海の家はあったんですが、平日だから？
やがてバスは海洋博記念公園に到着。少し歩きますが、あまり歩きたくない気温ではあります。まだ9時過ぎなのに汗だくです。なんか不思議なのですが、他の人を見るとそれほど汗をかいているようには見えません。そしてぼくも同じ気温でも東京ではそんなに汗をかきません。なんの差なんだ。
そして入場券大人1枚1850円を買って水族館に入りました。
目玉はジンベイザメです。巨大な水槽の、まるで映画のスクリーンのように柱が邪魔しない1枚の大きなアクリルガラスの向こうを、2匹のジンベイザメがゆったり泳いでます。座ってじっくり見たい人たち用の座席もありました。ずっと見てても飽きない。気分なのか、水槽を1周して現れるたびに高さが違うので、シャッターチャンスには事欠かない感じです。珍しくターンするところも一度見られました。
水族館としてはふつうのサイズですかね。特に大きくはない。スタスタ歩いてると30分くらいで出口に来てしまうかもしれません。ぼくはだらだら見たので1.5時間くらい中にいました。世界中の魚がいるわけではなく、沖縄近海の魚に展示をしぼって充実させた水族館です。公園内にはイルカやマナティもいますが、水族館とは独立しているのでそっちは無料なのかもしれません。
イルカショー的なものもあったし、植物園や博物館ぽいものも併設されてるのですが、それぞれ距離が離れており、この暑さでは歩きたくありません。12時ころに復路のバスに乗りました。また景色を楽しんでいたんですけどふたたび突然の豪雨。そしてピタッと止んで。南国ですねーって思った。
また沖縄料理を食べようと思ったのですが、うっかり「魚がうまいのでは？」と思って回転寿司に入ってしまいました。沖縄で獲れたネタはイラブチャーしかなくて、あとは日本全国の魚でした。満足できなかったので有名タコス店に入ってさらにタコスとタコライスを食べました。満腹を超過したけど満足はしました。
深夜便に乗るのでとにかく時間が余りまくっており、また土産物屋を覗いたり、追加で1匹サニーゴを捕まえたり、なんとなく歩いたり、那覇市歴史博物館を見たりしてるうちに暗くなり、飲み屋を探してさらに歩き回り、20時くらいに飲み屋に入って22時まで飲んで、その後モノレールで那覇空港に行きました。それでもチェックインが始まる時間まで3時間もあったという。いくら安いからって深夜便は考えものだと思いました。
