すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

アメフトは脳に悪い?


アメリカンフットボールの選手が殺人して捕まって刑務所内で自殺。脳を見てみたら普通の状態じゃありませんでしたっていう。

医師らによるとヘルナンデスの脳は、よい行動の選択や意志決定に影響を与える前頭葉に大きなダメージを受けており、脳の萎縮やタウ・タンパク質に関連した影も見られたとのこと。ワシントンポストは、新しいスライドが表示されるとカンファレンスに出席していた医師らが息を飲む場面もあったと伝えています。


「慢性外傷性脳症」、前頭葉にダメージってやっぱ正面からぶつかるからですかねぇ。先日別の記事で前頭葉がない人の写真載せましたけど。「タウ・タンパク質」ってのはアルツハイマー病と関係があるらしいです。それはアメフトが原因なのか……? よくわかりませんけど。

この件のやっかいなのは、死んでから頭を開けて脳を切ってみないとこうなってることがわからん、ということみたいです。つまり、アメフトあぶないよ!やめようよ!って言いたくても、アメフトが原因じゃないかも知れないだろー!って言われたらうまく反論できないという。でもNFLで慢性外傷性脳症は問題になっていると書かれているので、なんかその傾向があるぞ?ってのは判ってきてるんでしょうね。まぁボクシングでも同じようなことありますしね。


脳の状態は行動に現れるっていうの、では逆に、妙な行動をしたやつはみんな脳に問題があるのか?って考えてみると面白いですよね。脳にダメージがあると行動が異常になる。行動が異常なやつはみんな脳にダメージ?かどうかはわからない。でもこういうハードなスポーツ選手、あるいは老人が異常行動する場合は脳のせいである場合が多いんでは。連続殺人犯の脳も切ってみればいいのですが。

で、「脳のせい」ってまた問題で。何かというと責任はどこにあるのか、っていう話ですね。「こんな脳なら行動が異常になっても仕方ない」と言えるかと。言える? 言えない? 言えないよ、それでも本人が悪いよ、って言ってしまうと、うつ病とか発達障害とかも本人が悪いってことになってしまいますからね。