すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

解像度

ここ1年か、1年半くらい、カラオケを習ってるんです、先生に着いて。そういうレッスンがあってそれに通ってるのです。

それでずっとやってきてわかったのは、ぼくは世界に対する解像度が荒い。時間方向へも空間方向へも荒いんです。

例えばぼくは小さい声から大きい声まで、4段階くらいしかないんですよ。そのぐらいしか自分では制御できない。でも先生は倍の16段階くらいコントロールできるわけです。だからなめらかなニュアンスを出せる。ぼくは「囁き声ですね」「大声ですね」みたいな感じになる。

あと時間方向だと、ぼくはよく「ジャストビートで歌いすぎ」って指摘されるんです。4分8分16分の音符通りすぎると。先生はもっとゆらぐ。ゆらがせて、聞いてる人の感情を引き寄せる。そういう歌い方をする。そして、おまえだめです。音符のまま。ていねいすぎ。しかもインテンポ、とか怒られる。カラオケの採点なら高得点出せるかもしれないやつだ。

これはほんとぼくが雑、なんだろうなぁ、って思います。世界この現実世界をサンプリング、受け入れ、了解するやりかたが雑なので、その精度その割り切りでしか歌をおぼえて再生できないそういうふうにしか世界を捉えられないんだって、まぁそうなんじゃないかなぁってずっと昔から思ってたんですが。

ですが、自分より先生のほうがすごいな!って感覚できるセンサーはあるわけです。すると、するとだ、センサーはまだ動いてるけど体がそれにもう付いていけてないだけです、って解釈ももしかしたらできるのかもしれない…………結局だめだ(笑)。それを歌えない、アウトプットがローレゾならぜんぶだめ。

これこのあとひっくり返せるものなんだろうか。うーん。所詮無理ならどっかで見切りをつけるですかね。来世がもしあったら子供のうちから楽器をやりたいですね。