すべての夢のたび。

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なぜ生きなくてはいけないのか?


西部さんの長女智子さんは6日、朝日新聞の取材に「生前本当によくして下さった方々。父の自殺にお二人を巻き込んでしまい本当に申し訳ない」と語った。


この「申し訳ない」は、今の日本では自殺幇助は犯罪なので申し訳ない、なのであって、そうでなければおそらく「ありがとう」なんじゃないかと思います。


その昔に「なぜ人を殺してはいけないのか?」というテーマを真剣に考えた日々があったんですけど、その時に最後に得た答えは今回の問いにも適用可能です。「なぜ自殺してはいけないのか?」、いやそうではなく、「なぜ生きなくてはいけないのか?」ですか。答えは「誰がそんなことを言ったの?」なんですよね。

探ると、誰もそんなことは言ってないんです。自分が考えてたのは、ただの思いこみです。そう気づく。


4月なので、新入社員、新社会人向けのメッセージが目立ちますよね。「いやなら辞めちまえ」「すぐ辞めろ」「我慢して続けたってろくなことはない」。……これさ、人生だっておなじですよ。人生は辞めて良いんだよ。演繹と帰納ですね。人生のなかで起きるできごとは、人生のルールを外れない。なら、人生のなかのできごとでもしルールが見つかったら、それが人生のルールなんですよ。人生も辞めて良いわけよ。


それはそれとして人生を辞める仕組み、自殺できる仕組みは国が整えてほしいなぁと思っています。よくわからないで死ぬからいろいろ面倒になるわけ。届け出してから死ねば後処理が簡単でコストも掛からないですよね。まぁでも、ふつうに考えたらうちの国、増えすぎた高齢者がいっぱい死んだほうがいいんですけど、いまのまま「死んでいいよ」って仕組みを整えたら高齢者は死なないで若い人がいっぱい死んじゃって余計悪いほうに進みそうな気もします。