ブチハイエナって、メスにもペニス(偽だけど)があって、タマタマ(脂肪の塊だけど)もあって、しっかり勃起もするらしい。驚くことにそのペニスは産道が飛び出たというイメージなのか出産はそのペニスから子供が生まれ出てくるらしい。うわぁぁっと思って股間おさえたよ。 pic.twitter.com/jQBbaPcLJa
— 川崎悟司 (@satoshikawasaki) 2018年3月23日
以前に見て「なんだこれは……」と思ったツイートの詳しいバージョンな記事が出ておりました。
この男性器のようなものは、実は、オスの男性器(陰茎)に相当する陰核が変化したものです。ブチハイエナはこのように陰核が発達していて、「擬陰茎」と呼ばれています。オスと同じように尿道も通っていて、長さは平均で17センチほどです。
いやー、尿道が通ってたらそれはもはや擬陰茎ではなく真の陰茎なのでは……。
そして、擬陰茎は産道を兼ねており、赤ちゃんはこの細い擬陰茎を通って生まれてきます。
思わず股間を押さえそうになるやつですね。女性ももし尿道から産まれてくるとしたらどうよ、と想像していただきたい。
赤ちゃんが産道を抜けて出てくる時には、擬陰茎は裂けてしまうそうです。母親の20%は、初産の傷が原因で死に至ります。
また、イラストを見ればわかるように、産道が途中で大きく曲がっているため、赤ちゃんが圧迫されて死ぬこともあります。これらが原因で、実に初産の60%が死産になるそうです。
ぼくはいまの進化論にはなんかまだ問題があるんだろうなって考えてる人です。たとえばこの動物のこういうこと↑が生存するうえでなんのプラスになってるんだ、ってのをうまく説明できてない、と思うんですよね。
詳しいことは解明されていませんが、大渕さんは「種が絶えるほどの変異でない場合、その変異は進化の過程で残ることもある」と話します。
一見うまいことを言っているように聞こえますが、でもこれ進化論にとって致命的なことを言っているのかもしれないですよ。「種が絶えるほどでない変異」と「生存に必須の変異」って、誰が決めるんですか? 「どんなわずかな変異でも生存可能性に必ず影響を及ぼす」のが進化論じゃなかったっけ〜?
まぁいいや(笑)。
ところでこんな擬陰茎持ってて、交尾の時はどうするんですかね?と思ったら、ちゃんとそれも書いてありました。
交尾のときは、メスが擬陰茎をお腹に引っ込めて、一時的な膣を作ります。
なんでそこまでする必要があるのかさっぱりわからんのです。最初から引っ込めとけや!という。