すべての夢のたび。

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スマホのアプリはそのうち終わるかもって話



なんとなく読んでしまったんですけど面白かった。統計がすごい。

平均的なアメリカ人がひと月にダウンロードするアプリ数はゼロ。

まぁ、四捨五入してゼロ、ってことなんでしょうけど。ぼくもそうかもしれない。

Google Playで提供されるアプリの60%は一度もダウンロードされたことがない。

これが強烈ですよね。作っても、使ってもらえない。大量にありすぎるんでどれだけ良くてもユーザーまで届かないんですよ。開発よりマーケティングに金掛けないとだめ、っていう。

アプリをダウンロードしたユーザーの80%はアクティブなユーザーにならない。多くのアプリはダウンロードののち忘れ去られる。

あるある。ダウンロードして一回使ってふーん、ってやつ。初期起動時のセットアップだけして、ちょっと使って、ふーん……ての。アップデート来て無駄パケット食うから削除したほうがいいのかな?と思ったけど、アップデートはWi-Fiあるときしかやってないみたいだから、容量不足になるまではほっといていいか。そういやiPhoneは、前よりずっと「アップデートしておきましたー!」になりましたよね。もう勝手にやってる。こっちの許可を求めない。セキュリティとか考えたらそれでいいと思うけど。

平均的なユーザーは、アプリ使用時間の50%を最も利用頻度が高いアプリ、80%近くを利用頻度上位3つのアプリに充てている(Compuwareによる調査より)。


ぼくは平均的なユーザーですね。ツイッターが1番で、FGOが2番だろう。3番がブラウザでしょう。


で、またおどろく調査があって。アプリはとにかく使うまでがめんどくさい、ってやつです。このアプリ面白そうかも?って思って、ストアアプリを起動、アプリを検索、インストールをクリック、「これこれだけどいいですか?」をクリック、ダウンロード完了待ち、実際使う、の各ステップでそれぞれ20%が脱落していくらしいです。面白そう、って思った人の1/3くらいしかアプリ起動に至らないという。



それで、それを解決するためにはどうしたらいいのか、ってのの案のひとつがWebアプリにする、ブラウザで動くようにする、ってやつだという。まぁブラウザの動作も速くなってるしスマホの性能も上がってるし、そろそろなんとかなるのでは?という。使うにあたってのめんどくささが減るのはいいですね、リンクをクリック(タッチ?)するだけっていう。使うたびにリッチアプリをダウンロードするのはあれなんでキャッシュに置いてもらうとして、どうやって金を取るんだ、ってのはどうやるんですかね。新しい仕組みが必要そう。広告出るのは使われないぞ。

もうひとつの案はチャットBOTだそうです。Siriとかスマートスピーカーみたいなやつ。命令ではなく、お願いしてやってもらうようにする対話型インターフェイスの発展があるだろうという。これはどうなんですかね。いまのように、電車に乗ってる人がみんなスマホを覗き込んでる、よりさらに先に進んで、電車に乗ってる人がみんなスマホに話しかけてる、になるんだろうか。ならなそうですね。混んでる電車内で「ねえグーグル、ピザ注文して!」って大声出した人いたら面倒なことになる。いやまぁ車移動の国なら流行るかもですが。


追記:最後のやつは「音声の個体識別ができりゃいい」ってことに気づきました。自分の声にしか反応しない。そうなったらそれはそれで電車内がガヤガヤうるさいことになりそうです