すべての夢のたび。

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強制善人化社会


中国は壮大な社会実験を始めたそうです。

「社会信用システム」は、中国政府が2020年を目標に導入を目指している新たな社会管理システム。社会ルールへの違反行為に罰点をつけ国民1人1人にスコアをつけ、スコアをもとに「社会信用度」のランク付けを行おうというものです。


町中監視カメラだらけで、顔で個人認識して赤信号で道路横断したりするとポイントが下がるとかいう話も聞いた。すごいことになってますよね。

それで、ポイントが下がると、いろいろ世の中で暮らしていくのに支障が出るようになるという。

その結果として、2018年3月時点で国内旅行禁止の措置を受けた人の数は1200万人以上、国内線のフライトへの搭乗禁止措置を受ける人の数は900万人に上りました。2018年4月末までの累計で、阻止された個別のフライト数は1000万件、高速列車の利用は400万件以上だったとのことです。


それはそれとして、数が多すぎる……。百何人かに1人の割合でヤバい人がいるってことに。いや、日本もそのくらいいるのかなぁ。

しかしこれで、中国の社会は急速に「善くなって」いると聞きました。だって悪いことしたらカメラが見てる。置き引きとかも急速に減ったとか? 善い人でないと暮らしていけないならそうする適応力がすごいと思いますね。でも日本でやったら息苦しいだろうなぁ。おそらく中国は国内が急激な成長をしてどんどん生活レベルが上がってるから大きな不満も出ないのではないですかね。

記事には書かれてないけど国際線はどうなんだろう。まぁ国内での移動が禁じられてたら国際空港までも辿り着けないか。いやふつうに出国手続きで引っかかるのかな。これから日本に来る中国人は善い人たちばかりになるのかも知れません。良かったですね。