すべての夢のたび。

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なぜ宇宙人はいないのか


この手のやつにしては久々に納得のエントリでした。

ドレイクの方程式っていう有名なやつがあります。

ドレイクの方程式は、宇宙に地球外生命体が分布している数をはじき出す計算式で、「人類のいる銀河系で1年に誕生する恒星の数」×「恒星が惑星系をもつ確率」×「恒星系がもつ、生命が存在し得る状態の惑星の平均数」×「生命が存在する状態下で、実際に生命が発生する確率」×「発生した生命が知的なレベルに進化する確率」×「知的な生命体が星間通信を行う確率」×「技術文明の存続期間」で表されます。


なぜ宇宙人はいないのかというと、ぼくらの科学はまだ未発達で、ドレイクの方程式のどのパラメータについても全然たしかな数字がわかっておらず、ゆるめに取ると「宇宙人は絶対いる」し、キツめに取ると「宇宙人なんているわけない」になってしまうので、「宇宙人はいない」という人はキツめのパラメータで計算したんだろうという、まったく身も蓋もない話でした(笑)。

まぁ、言ってしまえばドレイクの方程式そのものが無根拠なんでけどね。これ途中に「隕石が降ってくる確率」とか「いきなり太陽が爆発する確率」みたいなのをいくらでも差し込めるわけで。パラメータが恣意的すぎるんだよね。「他の知的生命体からサポートを受ける確率」とかどうてすか?

個人的には、宇宙人はいると思ってます。「地球が宇宙で唯一の知的生命体が住む星」というのは「私が世界で一番頭がいい」というのと同じレベルの驕った発言じゃないかなぁと。なんの根拠もない。ただ宇宙は広すぎるので、それぞれが他の知的生命体とまったく没交渉のまま栄えては滅ぶ、ということもあり得るんじゃないでしょうか。

光速は超えられるのとか、超えられないにしてもコールドスリープ的なものはあるのとか、仮に会えても対話可能なの意思疎通できるのとか、そもそも人にそれが知だと認識可能な姿で現れるのか?とか、考えるといろいろ面白いんですが。