すべての夢のたび。

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雨の匂い


これ別に新しい話じゃないですよね。ペトリコールって名前はどこかで聞いて知ってました。

1964年にオーストラリア連邦化学産業研究機構(CSIRO)のイザベル・ジョイ・ベア氏とリチャード・トーマス氏が、「乾燥した地面に雨が降ることで立ち上がってくる香り」を「ペトリコール(Petrichor)」と名付けました。ペトリコールはギリシャ語で石を意味するペトロ(petro)と、「神々の静脈を流れる液体」を意味するイコール(ichor)を組み合わせた造語です。


それで、ゲオスミンについてWikipediaで見てみると、ある種の細菌が死んだときに出る物質であると。ここで面白いと思ったのが、布団を干したときのあの匂いもたしか細菌が死んだときのそれ、ですよね。んー、ほかにもなんかそういうのありましたっけ。ありそうな気がする。

ゲオスミンは無毒ではありますが、ミネラルウォーターやワインにわずかでも含まれると異臭と判断され、捨てられてしまいます。オールボー大学のイェッペ・ニールセン教授によると、人間はこのゲオスミンに対して非常に敏感で、たとえ10億分の1に希釈しても検出することが可能だとのことですが、なぜ人間がゲオスミンの臭いに対して敏感であり、マイナスに感じてしまうのかは分かっていないそうです。


一定以上濃いと"泥臭い"と感じてしまうのかも? マイナスに感じるってことは本来は人間には良くないできごとにつながるものなんでしょうね。なんなのかはわかりませんが。毒物が苦いのとおんなじで。でも少量なら好ましい刺激になるみたいな。

それと雨の匂いに関しては、なんかこう子供の頃に嗅いだ記憶と繋がってて、それで良しと感じる部分もあるような気がします。夏の記憶。そういや寒い季節って雨の匂いあまりしないですよね。