数年前、ふとある村の事を思い出した。
一人で旅行した時に行った小さな旅館のある村。
心のこもったもてなしが印象的だったが、なぜか急に行きたくなった。
連休に一人で車を走らせた。
記憶力には自信があるほうなので、道は覚えている。
村に近付くと、場所を示す看板があるはずなのだが、
その看板を見つけたときあれっと思った。
「この先○○km」となっていた(と思う)のが、「巨頭オ」になっていた。
変な予感と行ってみたい気持ちが交錯したが、行ってみる事にした。
車で入ってみると村は廃村になっており、建物にも草が巻きついていた。
車を降りようとすると、20mくらい先の草むらから、
頭がやたら大きい人間?が出てきた。
え?え?とか思っていると、周りにもいっぱいいる!
しかもキモい動きで追いかけてきた・・・。
両手をピッタリと足につけ、デカイ頭を左右に振りながら。
車から降りないでよかった。
恐ろしい勢いで車をバックさせ、
とんでもない勢いで国道まで飛ばした。
帰って地図を見ても、数年前に言った村と、
その日行った場所は間違っていなかった。
だが、もう一度行こうとは思わない。
昔の2ちゃんねるの有名なネタのひとつですね。「オ」は「村」の右側がかすれて読めなくなったものじゃないかと言われていました。
それが見つかったっていうんですよねー。びっくりですよ。
車で山の中走ってたら獣道と分かれるところで変な看板見つけた
— みぃ団長 (@toushinnou1) August 14, 2018
巨頭オ?って書いてあるのか? pic.twitter.com/ChvaeSAMQL
この写真を捕った人は巨頭オのことを知らなかったと言ってますね。ちょっとときめきますね。誰かこの先まで行ってきてほしいですね。