すべての夢のたび。

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脳活動で人を測る


こういう記事を読む時はだいたい、読む前に「こんなふうにやるんだろうな」とアタリを付けてから取り掛かるわけですが、概ね予想通りでした。

スキルを測るために有用な脳の部位は、運動の計画・実行を司る一次運動野と補足運動野、そして複雑な認知行動の計画などに関わる前頭前皮質の3つ。研究チームによると、外科手術シミュレーション中の脳内活動は熟練した外科医においては一次運動野および補足運動野の働きが活発になる一方で、初心者の外科医では前頭前皮質の働きが活発になるとのこと。

つまり、作業をさせてみて、体が勝手に動いてたら熟練者、考えながらやってたら初心者ってことです。そしてそれは外部からの観察でわかるようになってしまったと。

いやー、これ会社の採用面接に取り入れたら、いいんじゃないですかね。それがダメだったら、試験を受けさせてその結果で合否判定するのもNGじゃないですか。要はその人の能力を事前に知りたいだけですよね。採用してから使えないと分かるのを避けるために試験を受けさせてるわけですよね。なら脳活動で見て判断してもいいんじゃないですか。

……というふうに簡単に言い切れないのは。会社が「ちゃんと働いてるか見るために、仕事中も脳活動を計測するね!」とか言い出しかねないからですかね。「あっ今仕事と関係ないこと考えてたね!その時間は給料から引いておくね!」みたいなことになりかねない。まぁでも、そっちに近づきつつあるのは確かですが。今現在でも仕事っぷりをいろんな方法でモニタリングするやつ売り出されてますからね。キー入力回数、マウスの動き、各アプリが最前面に表示されている時間……。しかもこれ勝手にやられてて気づかない、というふうにもできる。もちろん、ちゃんと働いてる人ならなんの問題もないわけですけど。