すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

Windows XPのコマンドプロンプトの起動のしかた!

スタートメニューから「ファイル名を指定して実行(R)」を選び、出てきたダイアログボックスに"cmd"と入力し、「OK」ボタンを押します。


や、

hail2u.net : 圧縮フォルダを使わないようにするとエクスプローラがキビキビ動く

が700超ブクマなの見て、「いやいやいや、ブクマしてる場合じゃなくて! いますぐコマンドプロンプト起動して2行打てばいいじゃない。……もしかしてどうやるかわからない? あとで調べる気?」と思ったんです〜。ちなみに自分で打たなくても、

regsvr32 /u zipfldr.dll
regsvr32 /u cabview.dll

の各行をトリプルクリックで1行選択→右クリックでコピー→コマンドプロンプト上で右クリックで貼り付け、でも大丈夫です!

ペンローズすごいよペンローズ

『ペンローズの“量子脳”理論』P140あたりより。

 このような検討の結果、私たちは、「客観的な波動関数の収縮」(objective reduction)という新しい物理学に到達する。以下では、このプロセスを、簡略化して「OR」という記号で書くことにする。(中略)
 すなわち、量子力学の重ね合わせの状態は、ある「客観的な」基準(量子重力理論に関係したあるしきい値)に到達することによって、自ら収縮を起こす。脳のように、ある基準を満たす形で組織されたシステムでは、「OR」の際に「意識」が生ずると考えられる。私たちは、「OR」は、意識の本質的な属性の一つである「計算不可能性」(non-computability)を導入すると考える。


ヤバすぎ。いわゆる観測問題、シュレ猫のあれ、箱の中を覗けば猫の生死は確定するけど、それまでは重ね合わせの状態で存在してるってやつ。じゃー誰も覗かなかったらずっと重ね合わせなの?っていうとそうではなくて、現にぼくらは特定の状態に「収縮」してる。そういう自発的な収縮があるとする。そしてそれが脳の中で起きるときに「意識」が発生する、んだって。鼻血吹きそうです。

しかも意識はそうやって「OR」の際に発生するものだから、そこには「計算不可能性」が本質的にあるとする。つまりこれはどういうことかというと、プログラムで動くロボット(人工知能)は、人間のような意識を持つことはできない、ってペンローズは言っちゃってるわけです。そんできっと系の外に出られないぼくらは「意識」がなんであるかを理解することはできない。または、「意識」のなんたるかを知るためには、「計算不可能性」を取り扱えるように物理学を拡張しなくてはいけない(鼻血がー)。


P116より。

「今、ちょうど、あなたに関する本で、量子力学の収縮過程について書いているところなのです。私は、あなたが、量子力学の収縮過程を、非計算的ではあるが、決定論的だと考えていると書こうと思ったのですが」
「ええ、そう書いてかまいません」


前者が茂木“クオリア”健一郎氏、後者がペンローズ博士です。クオリア茂木侮れない。「量子力学の収縮過程は非計算的かつ決定論的」だっていう博士の思想を見抜いちゃうなんて。これは要するに、「この世界で起きることはもう決まっているけれど、わたしたちはそれをあらかじめ知ることはできない」って言ってるわけです。つまり「運命」と「自由意思」は両立する、と(正確には「自由意思はあるような?気がするなぁ?」くらい?)。ぼくの世界観とかなり合致しますね。

まぁみなさま、このエントリは眉にツバ付けて読んでくださいね?


追記:fromdusktildawnさんのブクマコメント。

http://b.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20060912#bookmark-2751885

永井均の「転校生とブラック・ジャック」とかの独在論や自我論に整理をつけないままペンローズのレイヤで意識を語っても。カカオをろくに見ずにカカオを自明のものとしてチョコレートの本質について語っている。

むかしちょっと書いたんですけどね。これとか。ぼくの頭の中はもう少し先まで行ってるんですが、まだここから先をうまくつながるように、人にも解るようには書けないのです。とか言ってもう1年もサボってるのか。

本棚を

組み立てていました。なーんかプリント合板で軽くてチープっぽい。写真じゃわかんないものですね。地震来たら出口を塞ぎそうな感じです。天井との間になんか詰めとかな。そんでもって可動棚と言いつつあまり融通のきかない、上を新書に合わせると下が開きすぎるので横にした本を隙間に詰めるタイプ。いや最初っからそんなネガティブな目で見てはだめだろう。では本詰めてきます。


追記:よくあるパターン(片づけ中に本を読んでしまう)に陥っております。