すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

いつか書きたいソレ

きのう書いた機械の意識の話とか。大御所の答えが軒並み「Yes」である「機械は意識を持てるか?」という問いにドキドキしないのは、つまり「意識がある」とされたところで、どうやってそれを知ることができるのか?という話になるからです。まさか機械に「意識はありますか?」と訊いて、「はい」という返事を待つ、ってわけにもいくまいし。しかし対人の場合も事情は同じで、要するに独我論みたいなことになるのですが、結局「人」と「超精巧な(意識のない)人真似ロボット」は見分けがつかないわけで。そんなロボットが出てきたら、うちらは「人」と同じように接するしかないに決まってる。現状のAIBOですら蹴っとばすのはためらわれるでしょ?(というか、大御所の論理ならAIBOにも意識はあるとするべきだけど)

じゃ、見分けつかないなら、意識があろうがなかろうが同じじゃん?って割り切れるかっつーと、そうもならないと思う、多分。意識があって欲しいってのは、願いなんですね。これは自分と同じようなものではない、意識があるように見えるがそうではない、と知ってしまうというのは、きっと淋しいんだと思う。なんかそういう感情があるんじゃないかなぁ。

というわけで、ソレは「ほんとうに」意識を持っているのか?という問いにきちんと答えるたったひとつの方法は、「ソレを自分で内側から見る」ことしかありません。つまり、機械に人の意識を転移できるか?というわけですね。これはドキドキするでしょう。だからほんとうのドキドキエントリのタイトルはこうなる。

「で、みちアキはどうするの?」 - 永井先生ごめんなさい><。〈わたし〉の謎を完全に解いてしまいました。


うをー書きてー(笑)。実際さいきんの自分的には「〈わたし〉とは何か?」のナゾはいくらか解けかかってきてる感じはあるんですけどね。でもそれを他人が理解できるように説明できるかどうかはまた別ですが。あと、その解け方も、よくあるパターンである「そもそも問いの立て方が間違ってる」に近いものになりそうな気がする。でもそういうのってあんまりウケが良くないんですよね。できればある程度の人にはちゃんと納得してもらえるようなハナシにしたいですね。