すべての夢のたび。

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宇宙若い?

小惑星サイズの分布関数よろしく恒星の質量はベキ乗分布をしており、銀河系の恒星は太陽より軽い星が圧倒的マジョリティを構成している。銀河系からランダムサンプリングで選ばれるようなふつーの庶民は、例えば、質量が太陽の数分の一、明るさは1/100や時に1/10000以下、寿命は数千億年から1兆年以上といった具合だ。


宇宙ヤバイ系の話に本筋じゃないところで引っかかるぼくですが。え、ふつーの恒星の寿命は「数千億年から1兆年以上」って? だってこの宇宙が始まってからまだ137億年程度しか経ってないんですよね?

「星の一生」なんてことばを耳にすると、なんだか空の星は生成と消滅を繰り返しているように思えますが、上で引用した話がほんとうなら、宇宙にあるほとんどの恒星は「初代」ということになります。生まれて、それからずっとある。生物の一生とかと比して考えてはいけないのかもしれません。というか「一生」という概念を当てはめてはいけないのかも。

下手すると、この宇宙自体の寿命より恒星の寿命のほうが長いなんてことも? それとも、この宇宙はまだものすごく若いのだ、ということなんでしょうか。まぁそんなことすらも判らないままにきっと皆死んでいくのですね。