すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

日記

昨日はサマーウォーズを観てきました。最近はネットからチケットを取るのでいつも良い席、というか、良い席が開いてる回しか観に行かないのですが。

映画は、よかったです。ストーリーもわかりやすくて引き込まれる。涙あり笑いありで最後は「あー面白かった!」って言って、後に残らない終わりかた。電脳空間の描き方で白をバックに使うのが独特だなぁと思いました(他の作品でもそうみたいですね)。

そういう爽やかな映画を観て、喫茶店入って、本を読んだ、「犬憑きさん 下巻 (スクウェア・エニックス・ノベルズ)」。喫茶店→マック→また喫茶店、と移動しつつ読んで、読み終えた。面白かった。「PSYCHE (プシュケ) (スクウェア・エニックス・ノベルズ)」みたいな話も大好きなんですけど、こちらはより読者を意識して書かれてる感じ。

なにもサマーウォーズ観たあとに読まないでも、っていうような暗い話です。読む前はそう意識してなかったけど、読み終わって、なにやってんだろ、と思った。で、んー、と考えて、自分が惹かれるのは、やはりこちら、暗い方だなぁ、と思った。明るい物のよさも、ちゃんと解る。そのことはほんとによかったなぁと思うんですけど、作品の外に出たときに、あーやっぱり自分はここにはいられないなぁと思っちゃうんですよね。

といって暗い方にどっぷりもいかないんですけど。あっちは底なしですからね。正直怖い。そちらに進んでいけることは知ってるけど、多分どこかで戻れなくなる。いまはなんとか会話できてる人たちともきっと言葉が通じなくなる。それもやだなぁと。というわけで、明るい場所にはいられないけど真っ暗もだめだー、なので、夕暮れというか黄昏というか、そのくらいの感じのところが、今の自分には合ってるのかなーと。