無重力下ではほ乳類の生殖に問題があるらしい、という記事で、「3Dクリノスタット」という装置で擬似的な無重力状況を作り出し、という記述が気になっていました。対象の物体をぐるぐる回して一方向に重力がかからないようにする装置だそうです。
で、それ、どんなふうに動くの？と気になったんですが動画がなかったんですよね。YouTubeとか見てもなかった。しかしこちら↓の記事からのリンクでやっと動いているところを見ることができました。思ったより回転ゆっくりだなー。もっと速いと想像してて、遠心力とか影響しちゃわないの？って勝手に思ってた。こんな回転で重力の影響をキャンセルできたと見なせるんでしょうか？
日本の生物学者チームの研究によると、宇宙でも受精は正常に起きるが、胚の成長には通常の地球の重力が必要だと見られるという。微小重力状態で、胚の生育過程に障害が見られたのだ。
25日(米国時間)に『Public Library of Science ONE』に発表されたこの研究[プレスリリースによると、理研の若山照彦氏、広島大学の弓削類教授らの共同研究による成果]は、宇宙環境が生殖という細胞の基本的過程に与える影響に関する多数の論文に、最新報告として追加されるものだ。
