５月６日（ブルームバーグ）：米ナスダックＯＭＸグループは６日、相場急落直前の米東部時間同日午後２時40分（日本時間７日午前３時40分）時点の水準に比べて値動きが上下60％を超えた286銘柄の取引を無効にすると発表した。
ダウ工業株30種平均は一時1000ドル近く下落した後に下げ幅を縮小し、前日比347.80ドル（3.2％）安の10520.32ドルで引けた。ブルームバーグ・ニュースがまとめたデータによると、10分足らずの間に時価総額約7000億ドル（約64兆円）が吹き飛んだ。
今日一番あ然としたニュース。こうなった原因の、bとm、ビリオンとミリオンを間違えて売り注文出したらしいってのも、ねーわ、と思いましたが、おいおい取引キャンセルなんてありなのかよ！っていう。
この相場急落に伴なう急激な円高で、FXで1000万単位の金を飛ばしたって書き込みが2chにはいくつかありました。そういう人たちところには、なんの保障もないでしょうね。もうきっと首を括ってしまった人とかもいるんじゃないかと思うのですが。このギャンブルでは、親は自分の都合でいつでもゲームをチャラにできることが示されたわけです。
おそらくは非常事態ではあるのでしょうけどね。キャンセルしないままだと世界中に影響が波及するような。だがしかし、アリなのか？ ……いや、アリなんですね、今回それが明らかになったのです。これから先は、こういうことも勘定に入れて世界を見ていかなくてはいけないわけですね。
