すべての夢のたび。

1日1記事ぐらいな感じでいきたい雑記ブログ

映画観る!の日

映画4本観てきました。

1本目、『インセプション』。予備知識は「夢の中に入る話」ってだけ。夢を共有できるって設定と、夢の中でまた夢をみられるって設定は知らなかったな。その設定がアリ、ってことを前提とするなら、非常に面白かった。ただ、夢が何層にもなっているので、このシーンは何層目、って覚えとかないと混乱するかも知れない。シナリオはよく練られているし、アクションは派手で、SFXもマトリックスばり。けれど、夢なので登場人物たちが寝てるシーンが多く、なのにSFXで宙に浮いてたりスローだったりするので、なんというか奇妙な味わいの画が多かった(笑)。ラストは上手い、してやられた。メッセージを受け取ったがネタバレになるので言えない。

2本目、『借りぐらしのアリエッティ』。まぁジブリ映画、外すことは(ほぼ)ない。ふつうに面白かったけど、あっさりした話で、なにかモヤモヤしたものが残る。人間に見られてはいけないはずの小人のアリエッティは、もう最初から出ずっぱりで意外だった(笑)。人間の少年"翔"が唐突なセリフを吐くシーンが2箇所ほどあり、ここだけ宮崎吾朗かと思った。映像はとにかく美しい。そしてアリエッティが良い。動作はいちいち可愛いし、いつものジブリ的な「俳優があてるもそもそした喋り」じゃなくとても感情豊かだ。というわけで萌えとして消費できる。それでいいのかは知らないが。

3本目、『告白』。めちゃくちゃ面白かった。映像はちょっとなんかおしゃれ過剰だった感もあるけど。さすが超映画批評で95点だっただけある。邦画ナメてて申し訳ありませんでした!と頭が下がる。ていうか松たか子。松たか子の演技が凄絶すぎる。それと学級崩壊した中学生を演じてるのが当の中学生ってのも怖い。キミタチの学校はどうなの? こんななの!?と問いたくなってしまう。しかしこの映画はR-15で中学生は見れないんだった。見せるべきだと思うが。

4本目、『エイリアンvsヤクザ』、嘘、『プレデターズ』。狩られる側として集められた殺しのプロたち。その中に混じってるヤクザ……。いやー、TVほんと最近全然見てないんで(アニメ以外)、これって松ちゃん? 松ちゃんなの?って最後まで解らなかった(ほとんど喋らないし)。そしてエイリアンとポン刀で一騎打ち。なんちゅうもんを見してくれたんや……。あとまぁ撃ったり切ったり爆発したり、そんな映画でした。

面白かった順に並べるとしたら、1告白 2インセプション 3アリぐらし 4エイリアンvs松ちゃん ですかね。告白は面白かったけど何度も観る映画ではない気がする、衝撃が強すぎて。インセプションはもう1回観たいかなー。あと予告でやってた実写版ヤマトの発進シーンが結構良くて、ちょっと観たくなりました(笑)。