すべての夢のたび。

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電子書籍の夜明けはまだか

 米Amazon.comは19日、Kindle向け電子書籍の販売部数が、紙に印刷されたハードカバーおよびペーパーパックの合計販売部数を上回ったと発表した。

 これにより米Amazon.com上では、Kindle電子書籍フォーマットが、印刷物を含む全フォーマットの中で最も人気のあるフォーマットになったとしている。

 Amazon.comは2007年11月、電子書籍リーダー「Kindle」と、Kindle booksの販売を開始。2010年7月には、Kindle booksの売り上げがハードカバー書籍の売り上げを超え、さらに2011年1月にはペーパーバックの売り上げも超えていた。


もはやアメリカに完全に置いていかれてしまいましたね。日本は夜明けどころか逆回転してるような気がします。去年は元年だったような気がするのですが更に暗い感じになってる。もう新しい話も聞かないし。ガラパゴス……?

ぼくが買ったKindleもSONY Readerも放置中です。全く使ってない。一番の理由は読みたい本がないということですね。ぼくが読みたいような小部数の本は電子書籍にならない。どうしても電子書籍リーダーで読みたいわけではもちろんなく、本で溢れかえるほど買うわけでもないので、紙で買って、読んで、おしまいなのです。わざわざ自炊したりはしない。

本来なら小部数の本こそ電子書籍に向いてると思うのですが、まだ電子書籍リーダーが普及していない現状では手間を掛けられないのでしょうね。紙の本が売れるのが数千部なら、電子書籍は数十部ということも有りうる。

あと、やっぱりプラットフォームが増えすぎちゃってる、ってのもあります。いま電子書籍を買うと、どの店で買ったのか(=どの端末、どのアプリで読むのか)を覚えておかないといけない。その本がずっと読めることも保証されていない。こういう状況では、買う気にならないですよね。しかも、大して紙の本より安いわけでもないw 期待のAmazonもAppleもGoogleもいつ来るのかわかんないし。まぁ、来たら呼んでよ!って感じです、いまのところ。